執事が可愛すぎてしょうがないセクハラ少年団。

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Aside






部屋に戻ると







付属のユニットバスを丁寧に洗い、お湯を入れる私。







そしてすかさずスケジュール帳を確認。







次の予定は『23時、見回り。』






…






…あ〜、あれね、みんなが寝静まった後に1人で家中の扉やら窓の鍵をチェックするヤツ。







いや、まぁね、スマホのライト１つで見回るのも楽じゃないよ、








そう…あれは入学してからしばらく経った日、見回りを頼まれた私は1人で寮を回っていたのだが…身の毛もよだつような体験を…((









なんて学校に通っていた頃の恐怖体験を思い出しながらも、時計をちらっと見る。








…今現在20時。






…








ということはっ！！！








これからしばらく自由時間ﾝﾝﾝﾝ








ｯｯｯｯダッ！！！！







「ｯしゃっ!!」







３時間後の恐怖の見回りのことなど忘れ








少しだけテンションの上がってきた私は、








さっきの動画で流ていた題名も知らない歌のサビを口ずさむ。








「宇宙が生まれたその日からずっと…｣







「無限の世紀をこえてずっと…｣









…えーと、なんだったっけ。







そこからは歌詞が分からなくなり鼻歌に変更。








♪〜♪〜









ずっと同じパートを繰り返しているうちにお風呂が出来上がったようで、








機械音のお姉さんが、









『ユハリガシュウリョウシマシタ。』








なんていきなり言うものだから








ちょっとだけビックリして体を大きく揺らしたのはここだけの話。








そのまま私はルンルン気分で服を脱ぎ、風呂場に直行した。

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