光り輝く MY HOUSE (ページ14)

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episode 13 ページ14

〔深澤 side〕

近くのショッピングモールにつくと車から降りるメンバー

深澤「ユキ、降りよっか」

最初は、というかつい数時間前までみんな探り探りユキを見ていたけど今ではだいぶ馴染んでる気がする
我ながらこの対応力というか動じないところとかやっぱりSnowManってすごいなって思う
でもそう思ってるのはたぶん俺らだけでまだユキはどことなく不安とか感じてるんだろーなって。

深澤「大丈夫だよ、俺らが居るから。降りておいで？」

そう優しく語りかけると車の奥からゆっくりドアの方に来て外をチラチラ見てる
そんなユキの手を取ってゆっくり車から出すと人の多さにビックリしてるみたい

深澤「ほら怖くないでしょ？」

『(ｺｸｺｸ)』

ラウール「あ！ふっかさんだけ手繋いでずるい！」

岩本「ラウールわがまま言わない」

深澤「まずユキの洋服から？」

阿部「うん、あと必要なものはスマホにメモったから」

向井「さすが阿部ちゃん！」

佐久間「女の子ってどんなのがいいのかな？」

深澤「まぁひとまずどっか入ってユキが気に入ったやつを買おう」

近くのお店に入って他のメンバーはユキに着てもらいたい服を物色してる中俺とユキは入口
欲しいものがないのかそれとも興味がないのか全然服を見ようともしない
試しに手を離してみて俺も物色するけどそれでも入口に立ったまま

深澤「ユキ、どうした？」

『………………』

喋らないユキにどうしたものかと頭を悩ませてるとメンバーが次々に自分セレクトの洋服を持ちユキに見せに来た

目黒「これなんかどう？」

『(ｺﾃﾝ)』

めめを筆頭にみんな服を見せるけど肝心のユキはキョトンとした顔で首をコテンと横にするだけでいいのか悪いのか分からない
仕方ないためそれぞれがセレクトした洋服を買って店を出る

阿部「洋服買えたからあとは日常でいるもの、歯ブラシとか必需品かな」

その阿部ちゃんの言葉で日用品が置いてあるお店へ

『ふっか』

唐突に呼ばれた名前にビックリしたもののん？と反応するとじーっと何かを見つめてその後に俺を見つめての繰り返し
どれを見てるのか分からなくてユキの目線に立ってみると10体の小さな雪だるまの人形がある
しかも俺らのメンバーカラーのマフラーをしている
まさか知ってるはずがないけど雪だるまからじっと目を離さないユキ

深澤「欲しいの？」

『(ｺｸｺｸ)』

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