光り輝く MY HOUSE (ページ2)

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episode 1 ページ2

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？「君、こんな所でなにしてるの？」

不意に声をかけられて反射的に強ばる身体

？「あ、怖がらないでいいよって言っても急に話しかけられたら誰だって怖いよね」

『ここは、どこですか？』

そう聞くと驚いたのか目をまん丸にしてこちらをじっとみる男の人

？「君、名前は？」

そう聞かれて名前を言おうとするけど言葉が出ない、言葉がでないというより名前が分からない

？「もしかして、自分が誰か分からない？」

小さく頷くとそっかと言って頭を撫でる男の人
本当は危険なのかもしれないけど、この人は信頼してもいいのではないかって本能が察知してるようで怖くなくなっていた

？「じゃあ僕の名前言うね、僕は滝沢秀明っていうんだ、もし君が助けを必要としてるなら僕を頼ってみない？」

滝沢秀明という男の人はしゃがみこんでいる私の目線に合わせてニコッと笑いながら話しかけてくれる
でも分からない、今私自身は助けを必要としているのか、それさえも

滝沢「ちなみにここは○○っていう所にある小さな公園」

『分からない、なにも』

滝沢「そっかそっか、なら僕とおいで？怖がらなくてもいいから大丈夫だから」

信じていいのかなんて分からない
もしかしたらなにか悪いことがこのあと起こるのかもしれない
それでも

『私、一緒に居ていいの？』

滝沢「うん、いいんだよ」

私の頭に手を乗せて微笑む滝沢さんは信じてもいいと思えた
そして滝沢さんに手を引かれながらある家の前についた

滝沢「君、1人ならこの家に住んでみない？」

『？？』

滝沢「分からないか、まぁいいや」

ここはどこなのか、何も分からなくて不安で心が押しつぶされそうだ

滝沢「大丈夫、怖くないよ」

『私は、いっ！』

自分自身のことを思い出そうとすると頭に激痛が走った
痛い、頭がおかしくなりそう

滝沢「大丈夫！？どうした！」

『いた、いたいっ！』

涙が出るほど痛む頭を滝沢さんは大丈夫と言ってなんども撫でてくれる
だんだん落ち着いてきて鎮まる頭痛

滝沢「もう大丈夫？」

『はい、』

滝沢「そろそろ帰ってくる頃だろうし中で待っとこうか」

言われるがまま滝沢さんに連れられて家の中に入った

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