今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:31,574 hit
小｜中｜大
＿＿＿＿_10 ページ10
A「坂本さん……」
彼女が俺を名字で呼ぶのに
なぜか苛立った
"それ、やめてくんない？
名前で呼んでよ、今は"
Aさんはすごく困惑してる
"まさゆき
昌行って呼んでよ
俺もAって呼ぶから
それと、敬語もダメ"
A「ま、まさゆき………？」
"なぁーに♪"
お願い
今日だけは
今だけは
俺以外の男のことなんて忘れて
俺だけを見て
そんな思いをこめてAを抱きしめる
Aの体は想像以上に華奢で
少し力を加えては壊れてしまいそうだ
何も言わず俺を抱きしめ返すA
"昨日Aが言ったとおり
今だけは旦那のことなんて
忘れさせてあげるよ
俺だけ見ててくれればいから"
Aのとろんととけそうな瞳に
吸い込まれるように
触れるだけのキスをかわす
はじめは触れるだけの優しいキスだったのが
Aの可愛い嬌声にのせられて
キスがどんどん長く深くなる
"A………ベッド行こ"
それはごく自然な流れだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2016年5月5日 20時
