誤解 ※リクエスト ページ48
今日は6人での仕事
楽屋の前まで来ると
中から声が聞こえた
三「ねぇ剛っ……ねぇってばぁ！！」
森「なんだよっ…やめろって」
聞こえてくるのは剛くんと健くんの声
いつものように健くんが
剛くんにかまって欲しくて
ちょっかいをかけてるだけかと思って
何も気にせずドアを開けると
その先の光景に言葉を失った
"っ………………"
健くんが剛くんの頭を後ろから掴んで
見つめあって2人の顔はキスする寸前にまで
至近距離にある
"あ、ごめんっ！！
えっ………あっ…いや……
ちょっとジュース買いに行ってくる！！！"
私はどうしたらいいか分からなくて
クルッと踵を返して勢いよく楽屋のドアを
閉めて楽屋を出た
・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ
〜三宅side〜
今日は朝イチから剛と2人で取材を受けて
そのまま7人の現場に来た
珍しく楽屋に一番乗りで
剛と2人で並んで時間を持て余してたら
剛が差し入れのお菓子を食べ始めた
それを横目で見ながら雑誌を読んでたら
剛の唇の横にクリームがちょっとついてるのが
見えて声を掛けた
"剛、クリームついてるよ(笑)"
森「嘘っ、どこ！？」
"ここ"
俺は自分の唇を指でチョンチョンとして
教えてあげるけど
剛はなかなかクリームをとれずにいる(笑)
いい歳して子どもかよ(笑)
"もぉいいよ(笑)とったげる"
森「おぅ」
俺はティッシュを1枚とって
剛の唇についたクリームを拭いてあげる
森「さんきゅ」
"まったく世話が焼けるなぁ…"
森「うるせ」
あ、まだちょっと残ってた…
"ねぇ剛"
剛はまだ残ってるクリームに気づかず
呼びかけてもスルー…
"ねぇってばぁ！！"
森「なんだよっ…」
振り向いた隙に後頭部をロックする
森「やめろって」
残ってたクリームを拭いてあげた
ちょうどそのとき楽屋のドアが開いて
Aが入ってきた
無言で立ち尽くすA
そしてアタフタしながら出ていってしまった
"ねぇ、これさ
絶対変な誤解されてるよね？"
森「お前のせいだぞ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
rin さん
リクエストありがとうございました(^^)
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作成日時：2017年1月28日 14時
