検索窓
今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:159,277 hit

ページ41

そしてそれから2ヶ月

撮影は終盤を迎え

次のシーンはいよいよ大知が

杏菜に思いを告げるシーン


*:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・


大知の部屋

杏菜も大知に対して

幼なじみ以上の感情が芽生えつつある


大知「で、今日はなんの愚痴?」

杏菜「え?」

大知「え?

なんか愚痴があるから

俺に話に来たんじゃないの?」

杏菜「そういえばいつも

私が大知にの部屋に来るのって

ヤケ酒に付き合ってもらうときだっけ(笑)」

大知「今日は違うの?」

杏菜「今日はね……特に愚痴はないっ!(笑)」

大知「まぁ愚痴なんて

ないに越したことはないでしょ」

杏菜「………」

大知「………じゃあさ

俺の話してもいい?」

杏菜「えっ?大知の話?」

大知「そ!いっつも杏菜の話聞いてばっかで

たまには聞いてくれてもいいでしょ?」

杏菜「う、うんいいよ」

大知「俺ね、好きな人がいるんだよ」

杏菜「え………」


なぜかショックを受ける杏菜

杏菜はどうして大知に好きな人がいて

自分がショックを受けるのか

その理由に気づいて動揺を隠せない


杏菜「好きな人……?

そうだよね、大知に好きな人がいても

何もおかしくないよね(笑)」

大知「その人とは結構付き合いも長くて

その人の色んなところ知ってるんだけど

どんな姿を見ても可愛くて仕方ないの!(笑)」

杏菜「へ、へぇ〜……」


自分以外にも昔から付き合いのある

女の子がいたなんて…

と大知の知らない一面を知って

さらに動揺する杏菜


大知「でね、その人とは

すっごく仲良くてお互いの家も行き来してて」

杏菜「……………」

大知「その人に何か嫌なことがあると

決まって俺の家に来て愚痴を聞かされるわけ」

杏菜「…………え、それって…?」

大知「彼氏にフラれたとか

仕事の愚痴とか家族喧嘩の話とかさ

もう色んな話を聞かされるわけよ、俺は

でもたまーに惚気話とかもされるの」


聞けば聞くほど大知の好きな人に

自分が当てはまっていくのを感じて

杏菜は大知を見られなくなる


大知「すっげぇ嫌な奴だけど

楽しそうに惚気話をするその人を

自分のモノにしたくてしょうがなかった

……それからちょっとして

フラれたって聞いたとき

その人が涙で目真っ赤にしててさ

俺だったら杏菜のこと絶対泣かせないのにって

俺、本気で思ってるよ

杏菜……もう何年もお前のことが好きだよ

俺と…俺と付き合ってください」

*→←幼なじみとの恋 ※リクエスト



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
240人がお気に入り
設定タグ:V6 , 7人目 , メンバー   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2017年1月28日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。