真選組の美男美女カップル観察日記【沖田総悟】

30日目 ページ37

Aside


土方｢それにしても、あーやって稽古してんの久々なんじゃねーか？｣

『そうですね、ちょっとこの前色々あったんで....』

土方｢そーか｣


こうやって深く聞いてこない所が土方さんのいい所であり、沖田に嫌がられる所だと思う。



ふと、この前の女達を思い出す。普段、ムカつくということ自体めんどくさいのだが、あれはキレそうだった。いや、あんなに喋ったし半分キレてたかも？

昔からそうだが、私ができるのは努力だけ。あの時、その努力でさえも否定された気がしたのだ。私が女だからという理由だけでこの場所にいるのだと言われた気がして悔しかった。

まあ、私のことを何も知らない奴の戯れ言、と片付けてしまったらそこまでだろうけど。それが出来ない私はまだまだ子供なのか。



『努力の量ってどうやったら目に見えるようになるんでしょうね』

土方｢んなもん無理だろ｣

『マジレスしないでくださいよ、傷つきます』

土方｢....人の努力を馬鹿にする奴とか見て見ぬ振りする奴とかは無視しときゃいいだろ。そこまでの人間だってことだ｣









『....死ね土方』


土方｢は！？｣



なんか、一瞬沖田の気持ちがわかった気がする。すごい正論だし、気持ち的に楽になったのは認めるけど、なんか嫌だ。



まあ、心の中でだけは感謝しとこーかな。

総悟のが移ったのか？一ノ瀬までああなるのか！？とか言ってる土方さんは無視して部屋に戻った。


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沖田は土方さんの無駄に気を使ってくるところがムカつくのかなっていう妄想

めっちゃ保護者な土方さん大好きなんです

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