私の朝 ページ2
今日も私の朝はこの人の声から始まる。
「おはよう私の真姫ちゃん！今日も可愛いよ！」
この人は西木野A。私の実の姉だ。
普通にしてれば誰もが憧れ、恋をする完璧美人なのだが…。
「真姫ちゃん！久しぶりにお姉ちゃんと添い寝しよ！ふへへ」
真姫「嫌。お断り。出てって」
一発蹴りを入れる。
「ああん！真姫ちゃんの可愛いあんよでキック…！ハァハァ」
真姫「きもいんだけど」
「ありがとうございます！」
真姫「…」
「え？放置プレイ！？ご馳走様です！」
…本性はこれ。極度のシスコンにして変態だ。
何でだか知らないけど、私の姉は異常なほどのシスコンで、私にべたべたくっついてきて、世話を焼く。
世話を焼いてくれるだけならありがたいのだが、問題はその後だ。
ご褒美に一緒にお風呂入れ、だの添い寝させろだの…正直うっとおしい。
真姫「…お姉ちゃん。いい加減出てってよ。着替えるんだから」
「え！？いいじゃん別に？女の子同士、しかも姉妹だよ？何か問題ある？」
あんたじゃなければ問題無かっただろうけどね。
「ふへへ…真姫ちゃんのお着替え…はぁはぁ」
あんたの場合、私の貞操が危ないわ！
真姫「とにかく出てってよ！邪魔なの！！」
げしげし、と蹴りを入れるが、嬉しそうに身をよじるばかりで、全然効き目がない。
真姫「〜！！ねえ、お姉ちゃん、お願いがあるの…」
甘えるような声を出すと、すぐに反応して、私の方を向く。
「なぁに真姫ちゃん！お姉ちゃんに出来ることなら何でも言って！」
真姫「リビングで待ってて…ね？お願い…手、繋いで登校してあげるから…」
我ながら拙い言語構成だ。しかし興奮状態のお姉ちゃんにはそんなことは関係無いらしい。
「うんっ！お姉ちゃん待ってるね！」
そう言って笑顔で部屋を出ていくお姉ちゃん。
真姫「…はぁ…」
お姉ちゃんが出ていくのを見届けてから深いため息をつく。
これが、私の朝。これが私のお姉ちゃん。
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ニカ姫 - ラブライブのマンガテレビで見てます果南ちゃん可愛い (2017年5月21日 11時) (
レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
あんぎらす(プロフ) - もすさん» ありがとうございます！了解致しました！リクエストありがとうございます！！ (2016年1月28日 18時) (レス) id: e5c9f220c5 (このIDを非表示/違反報告)
もす(プロフ) - この作品を楽しんで見させてもらってます！リクエストなんですが、μ'sのみんなと楽しく過ごしている場面が見たいです！よろしくおねがいします！それと、更新頑張ってください！ (2016年1月28日 0時) (レス) id: e6d1a8d3b8 (このIDを非表示/違反報告)
あんぎらす(プロフ) - カンペさん» 了解致しました！リクエストありがとうございます！ (2016年1月14日 22時) (レス) id: d624be3248 (このIDを非表示/違反報告)
カンペ - リクエストいいですか？ヤンデレの真姫ちゃんおねがいします！ (2016年1月14日 22時) (レス) id: 80104dfb23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんぎらす
作成日時：2016年1月5日 20時
