漆 ページ8
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「あー!おーもーいー!!」
無「じゃあ機嫌直してよ」
「やーだー!!」
私の手首を片手で頭の上に押さえつけ
馬乗りになる無一郎くん
事の発端は30分前に遡る
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今日は任務も無くゆっくりしよう
そうするつもりだったのだが、
突然ガラガラッと玄関が開く音がした
無「Aー、お団子あるけどー」
「え!!お団子!?」
またこいつがうちの屋敷にやってきた
____が、お団子となれば話は別だ
私は咄嗟に起き上がって
長い長い廊下を玄関まで走っていった
「……あ、あれ?お団子は…?」
息を切らしつつ、玄関に辿り着いた
だけど玄関には手ぶらの無一郎くん
無「え?なんのこと?」
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___
そして現在に至る
無「Aが機嫌直してくれないなら
この手解かないから」
「お団子買ってきてくれたら許すかも
てかそろそろ潰れるから!」
悪魔のように笑っているだけで
押さえつける手を解かない無一郎くん
「無一郎くんの莫迦!」
無「だったらAは阿呆」
足をバタバタさせても未だにニヤニヤして
私を挑発している
だが、無一郎くんは急に手を解き
隣に寝転び、布団の中に入った
すると耳元に近寄り____
無「ごめんって、
Aが可愛すぎるから
そう呟いてくすくすと笑った
鏡を見なくてもわかる
私の顔は赤く染っているだろう
顔がどんどん熱くなり、涙目になる
「む、無一郎くんのばかぁ!!!」
赤くなった顔を隠すようにして
布団の中に潜り込んだ
無「 ( かわいいなぁ… ) 」
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*つむり* - ホントに気を悪くしたらすみません! 『まだ昼のはずなのに』とありますが、鬼を日光を恐れるので出ないと思うのですが、、←すみませんこういうこと気にしちゃうタイプなんです、、 あ。作品面白かったです!私もむい君推しです!(同担拒否でしたらすみません (2020年4月30日 1時) (レス) id: b24827ee5c (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - このお話で無一郎くんがもっっっと好きになりました!!完結おめでとうございます。 (2019年11月22日 22時) (レス) id: f2677c59b8 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 番外編とか無いですか? (2019年11月22日 22時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
九狐 - この転回はヤバイっすね…むいくんに見られた。キラキラ☆ω☆おしおk((殴 (2019年11月20日 7時) (レス) id: 5c71f16ab8 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖 - おもしろいです。頑張ってください。 (2019年11月19日 22時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひとせ | 作成日時:2019年11月16日 21時