双子の監督生 (ページ9)

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生意気メイソン！1 ページ9

嫌がった顔せずグリムに7つの像の説明をしてくれるエースさん

その様子をユタと眺めているとエースさんの雰囲気が変わった

エース「クールだよなぁ～……どっかの狸と違って」

と、グリムを小馬鹿にするように笑った

(……あ"あ"！！)

要らん予感が的中した！

隣のユタもポカンとしている

グリム「ふな"っ！？」

エース「プッ……あははっ！もう堪えるの無理だ！あはははは！」

エース「なあ、お前ら昨日入学式で暴れた奴らだろ？闇の鏡に呼ばれたのに魔法が使えない奴とお呼びじゃ無いのに乱入してきたモンスター、そっちのチビは知らないけど」

入学式では、笑い堪えるの必死だったわと笑うエース

「………」

「どうしよAっ！？」

いまだに、僕らを馬鹿にするエースに徐々にドス黒い感情が溜まる

足が少しずつエースの元に動く

「んじゃ、オレは君たちと違って授業あるんで！せいぜい掃除頑張ってね、おさんかた♪」

我慢の限界だ…と思った瞬間僕より先にグリムがキレた

グリム「コイツ～～！言わせておけば！もう、怒ったんだゾ！」

ふな"～～っ！という声と共に青い炎が出てくる

エース「うわっ！っと、危ねぇ！なにすんだよ！」

グリム「オレ様を馬鹿にするからだ！その爆発頭をもっと爆発されてやるんだゾ！」

エース「爆発頭ぁ～？へ～ぇ、オレとやろうなんて良い度胸じゃん」

エース「そっちこそ、全身チリチリのトイプードルにしてやる！」

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一方、Aとユタはというと、爆発頭とチリチリのトイプードルをイメージして笑っていた

「ふっ…くくっ…」

「爆発頭っ…！グリムがチリチリのトイプードルっ…！」

Aは、フードを深く被り首を横に向けて声を殺して笑い

ユタは、口を手で覆い顔を俯かせて笑っていた