同室ヴァリアス！2 ページ6
inオンボロ寮廊下
「ユタは優し過ぎる もう少し厳しくてもいいと思う…」
結局グリムは外に放り出さずに雨宿りさせている
「なんか…可哀想で…それにしても暗いなぁ…うう…何か出てきそう…」
「ユタ、ホラーとか苦手だからね」
暗い廊下を歩いていると目の前に3人？のゴーストが出てきた
ゴーストC「ひひひひ……イッヒヒヒヒヒ……」
ゴーストB「久しぶりのお客様だあ〜…」
ゴーストA「腕がなるぜぇ〜」
ゴーストC「イーッヒッヒッ！」
「ゔぁぁぁーー！」
ユタが僕の耳元で叫びキィーンとする
「ゔっ…ユタ耳元で叫ばないでキィーンってする」
「Aーー！(ギュウッ」
「うん 聞いてないね」
グリム「何を大騒ぎしてん……」
この状況を更に面倒くさくするようにグリムもこっちに来る
グリム「ギャーーーーー！おおお…お化けええええ！！(ガシッ」
「あ〜〜！るっさい！何で僕に抱きつくんだよ！」
ゴーストB「ここに住んでた奴らは俺たちを怖がってみーんな出ていっちまった」
ゴーストC「俺たちずっと新しいゴースト仲間を探してたんだ お前さん、どうだい？」
「A私こ、殺されちゃうよ〜！」
「ユタ落ち着いて 殺され無いから！」
グリム「うううっ、ううーーっ！ 大魔道士グリム様はお化けなんか怖くないんだゾ！」
ゴーストを睨みつけるグリムに嫌な予感がして止めに入る
「ちょっ！ストップ！」
グリム「ふんな"〜〜〜〜〜〜っ！」
メラメラと燃え上がる青い炎
ゴーストA「どこ見てるんだぁ？」
ゴーストC「こっちだこっちだ！ヒーッヒッヒッ！」
グリム「ちくしょー！出たり消えたりするんじゃねぇー！」
「イラッ)いい加減にしろ！狸！」
バシッ！！
グリム「いってぇぇ！なにするんだゾ！」
叩かれた頭を押さえるグリム
「ポンポン炎出して！お化け倒す前にここが火事になる！」
グリム「うるせーっ！オレ様に指図するんじゃねぇーんだゾ！」
「僕はお前がどうなっても知らん！けど、ユタに野宿させる訳にはいかないからここを壊されたら困るんだよ！」
「それに追い払ったら学園長を見返せるかもよ？」←やっと落ち着いた
こういった時ユタは相手を誘導するのが得意だ(グリムがチョロいだけかもしれないが)
「とにかく僕らの指示に従って そうすれば勝てる」
グリム「ぐぬぬ〜〜〜……っ オイ！オマエ！お化けがどこにいるのかオレ様に教えるんだゾ！」
「左側に出た！」
ゴーストA「あちちっっ！」
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作者名：夜月朔 | 作成日時：2020年4月11日 23時
