双子の監督生 (ページ16)

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軽率タクティクス！2 ページ16

ーNosideー
「A！大丈夫！？…A…？」

Aは、ゆらり…と顔を上げるグリムとエース、デュースを睨みつけた

そして…

「そこの三馬鹿…後で覚えてろよ…」

ゴゴゴォ…と効果音が付きそうな雰囲気で言った

そんなAの様子に顔を青ざめて身構える3人だったが、Aはそれだけ言うとプツン…と糸が切れたように眠り始めた

「すぅ…すぅ…」

三馬鹿『ね…寝た…？』

エース「あ！！それよりもシャンデリアぶっ壊したの学園長に知られたら…」

クロウリー「知られたら…なんですって？」

エース「あ……学園長……」

あからさまに怒りがを現してエース達の後ろに立つクロウリー

クロウリー「あ～な～た～た～ち～は～～ッ一体なにをしているんですか！！」

グリム「ふにぁぁ…目が回るんだゾ～」

クロウリー「石像に傷を付けただけでは飽き足らずシャンデリアまで破壊するなんて！もう許せません、全員、即刻退学です！」

デュース、エース「ええええ～～っ！？」

デュース「そんな！どうかそれだけはお許しください！俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです！」

クロウリー「馬鹿なことをした自分を恨むんですね」

デュース「許していただけるなら弁償でもなんでもします！」

クロウリー「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません魔法を動力源とし永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア」

クロウリー「伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です学園設立当時から大切に受け継がれてきたというのに…歴史的価値を考えれば10億マドルはくだらない品物ですそれを弁償できるとでも？」

10億という大きな数に狼狽えるエースとデュース

デュース「じゅ、10億マドル…！？」

エース「で、でもさ先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか…」

クロウリー「魔法は万能ではありません」

(…そうなんだ…なんでも出来るのかと思ったが…)

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めっちゃキリ悪いけど次、行きます！