43話 ページ2
43話(人2)
｢(えﾞっ、ちょっ、あっ)｣
赤くなっていた顔も、こっちを向いたメアリさんと目が合い一気に青くなる。
そして始まる目で訴える言い訳の数々。
『(待って、これは違う)』
｢(あの、はい、私の方も違います)｣
『(月曜日の放課後、校舎裏)』
｢(了解です)｣
それぞれ目で訴え、会話し、このことは今日のところ揉み消すことになった。
｢…お、落ち着いた…ごめん轟くん、変なとこ見せた…｣
轟｢俺は構わねぇが…大丈夫か？｣
｢大丈夫って言ったら嘘になるけどうん！全然大丈夫！｣
轟｢そうか…？なら良かった…？｣
私はその場から離れる為、また轟くんの腕に私の腕を絡ませて、メアリさん達と真逆の方向へ。
｢うんっ、今日もう、時間も時間になったし、帰ろう！私今日ついてないわ！あ、でもモール以外なら可！どっか行きたい！？｣
轟｢モールの運がねぇのか。嫌にピンポイントな運のなさだな…｣
｢…そ、そうだね…。｣
轟くんをグイグイ駅の方に引っ張って、駅に着いてからふと思った。
｢そうだ、ここからちょっと遠いけど、行けば晩御飯になるし、昼話した私のおすすめ蕎麦屋さん行かない？もちろん轟くんが良ければだけど｣
轟｢あ、ああ。いいのか？｣
｢いいのいいの！蕎麦を共有したいしね！そこの冷たい蕎麦が美味しくてね〜｣
そう言いながら、電車に乗って蕎麦屋に着く。
｢冷たいの二つ！｣
そう言ったのに何を思ったか、轟くんは軽く手を挙げて言った。
轟｢あっ、じゃあ俺も…｣
４つ出てきた。
｢(何やってんだよおいぃ…)｣
轟｢(悪ぃ…)｣
とても困っていると、偶然上鳴くんと耳郎ちゃんが蕎麦屋に入ってきた。
｢か、上鳴くん、耳郎ちゃん！奢るから一緒に食べて！｣
上鳴｢えっ、あっ、おうっ｣
耳郎｢どっ、どうしたの？人数の倍の蕎麦頼んで…｣
席移動する？と問いかけたが、いい！気にすんな！と押し切られ、耳郎ちゃん達は一番遠い席に行った。
轟｢…ん。うめぇ｣
｢でっしょー！好きなんだ〜｣
食べ終わり、耳郎ちゃん達の分も奢って、上鳴くんと耳郎ちゃんは帰った。
｢ぼちぼち私らも帰ろっか｣
轟｢ああ｣
そうして轟くんに家まで送って貰ってしまい、その日は解散した。
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m - とても面白いです！更新楽しみにしてます(∩´∀`∩) (2018年10月11日 23時) (
レス) id: 9a2e17036e (このIDを非表示/違反報告)
Mariya(プロフ) - マヤさん» ほんとですか！！笑 ありがとうございます！！ これから沢山のことが起こりますが、最後まで読んでいってください！！ (2018年9月2日 19時) (レス) id: 7b86906eed (このIDを非表示/違反報告)
マヤ - めっちゃ面白いです！！うちも姉妹なので妹の名前使いました(笑)更新頑張ってください！ (2018年9月1日 15時) (レス) id: fcbae15d10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりやと時雨 | 作成日時：2018年8月27日 20時
