【相澤消太】因縁の姉妹【轟焦凍】 (ページ41)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:52,834 hit

34話ページ41

34話(人1)

電話の相手は

相澤｢根津校長、？｣

出入口はA組の生徒でかたまってたためここで電話に出ることになった

先生は少し喋った後、スマホをスピーカーにした。

相澤｢根津校長が俺らに話があるらしい、お前らも聞いていいが部外秘だからな｣

「「「はい！！」」」

『根津校長ご無沙汰しています』

根津｢やぁ(人1)くん元気かい？今起きたんだろ？｣

何で連絡入れてないのに知ってるの…!?

『あはは、はい。』

根津｢早速で悪いんだけど本題に入るね！｣

『はい！』

根津｢今回のUSJ事件、話を全て聞いたよ。君の活躍ぶり、相澤くんとの相性の良さ、本来僕が決めることじゃないんだけど、ま、良いかなと思って｣

相澤｢何ですか？｣

根津｢本日付で、メアリくんをイレイザーヘッドくんのサイドキックとして公認します！｣

『……へ？』
相澤｢……は？｣

根津｢インターンはこれでおしまい！生徒としても扱うけどこれからは雄英高校に所属しているプロヒーローとしてもメアリくんを扱うつもりなのさ！｣

私は直球に言った。

『先生、話が唐突すぎて頭が追いつきません』

相澤｢つまりはインターンの状態となんら変わりはないがお前のポジションが変わったってことだ｣

根津｢そゆことなのさ！質問やらはまた明日！あ、ちなみにプライベートはメアリくん生徒じゃなくなったから、そこら辺は自由だよ！じゃ！｣

ﾂｰﾂｰ

「「「「「………………………」」」」」

私は根津校長の最後の言葉がよく理解は出来なかったが、そんなことより

先生のサイドキックになれたことが嬉しくて

ちゃんとしたプロヒーローになれたことが嬉しくて、嬉しくて

『せんせっ、、！！！』

私は先生に抱きついた。

先生の顔が見れないのは残念だけど

私は包帯が濡れるほどの涙を流していた

先生はきっと今微笑んでる。

相澤｢よくやった、(人1)。｣

先生は私のことを抱きしめ頭をポンポンしてくれた。

『…やりましたっ！』