9話 ページ13
9話(人1)
確か、個性把握テストで1位とった子だよね？
相澤｢神崎(人2)だ、どうした？｣
「えっ、えっと…」
何か戸惑った感じ、。
『どうしたのかな？もしかして私のファンだったりしてーー』
相澤｢馬鹿言うな｣
『ごめんなさい』
相澤｢で、どした？要件を早く言え｣
すると女の子……(人2)ちゃんは思い切った顔で私の顔を見て、、言った
「(人1)お姉ちゃん！！！」
『……………は？』
待て、え、待て、、
なんで私の名前知ってんの、。
今日はヒーロー名しか名乗ってない。
いや、過激ファンなら私の名前ぐらいわかるか、。
私に妹なんているわけ………
" 「やめて、お父様！」
『……お父様、そろそろ(人2)に手を出すのやめてください』
(お前は黙っとけ！！！！) "
古い記憶が蘇ってきた
思い出したくない過去の記憶、。
妹？いや、まさか。
"(お前に妹何かいない。お前は1人で立派なヒーローになれ)
『…はい』"
違う、そんなのない。
相澤｢おい、(人1)、(人1)！！！｣
『……ふぇ？』
相澤｢おい、大丈夫か？｣
『だ、大丈夫、です』
思い出したくない記憶がズキズキと頭を蝕む
「(人1)お姉ちゃん、私(人2)です。」
『やめて』
「幼い頃私のこと庇ってくれた」
『やめて』
「お父様とは、どう、」
『やめろっ！！！』
私は無意識に個性を発動していた、
その一瞬だったが
相澤｢落ち着け、｣
私のことを止めてくれたのは相澤先生だった。
息が上がり上手く呼吸が出来ない。
相澤先生は私の目を手で覆った。
相澤｢落ち着け、ゆっくり息をしろ｣
そこからは意識がはっきりしなかったが先生と(人2)の話し声が聞こえた。
相澤｢…すまんがお前にも聞きたいことがあるから着いてきてくれ｣
「…はい」
相澤｢それと、何があったか知らんがここは学校だ。(人1)は一応先輩だ、分かれ｣
「…あはは、すいません。」
相澤｢(人1)聞こえるか？｣
『…はい』
相澤｢とりあえず保健室に行くお前は寝とけ｣
私は相澤先生に抱きかかえられながら保健室へと向かった
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作者名：まりやと時雨 x他1人 | 作成日時：2018年8月16日 14時
