お前らほんと大嫌い。 (ページ34)

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☆29 ページ34

土｢という訳だ。明日は巡察しながらその不逞浪士を探してくれ。｣

土／近／その他｢うす！｣

A｢あー、イライラすんなぁ……｣

さっきのことと言い、巡察にまさかの……

沖｢Aちゃん、僕の足引っ張らないでね？w｣

A｢そっくりそのまま返してやるよ。｣

最悪だ。よりにもよって総司となんて………

山｢Aさん、ちょっと……｣

A｢？山南さん？｣

山南さんからのお呼び出し。

俺……なんかしたか？←

A｢したかも………←｣

・・・・・・・・・・・・

山｢急に呼び出してすみません、茜くんのことなんですが…｣

A｢？！兄様の？｣

行方不明になった、兄。茜は未だに私が探していら唯一の兄弟であり、実の家族だ。

山｢どうやら、薩摩藩邸の方面で目撃されたとの報告があります。まだ、茜くんかは分かりませんがね……｣

A｢そう、ですか……機会があれば行ってきてもいいですか？｣

山｢そのつもりです。ただ、今はまだ新選組も忙しい時期です。また、改めて目撃情報なども待ちつつ周辺の聞きこみ調査を行いましょう。今は、島田くんが薩摩藩邸の方に行ってくれてるはずですから、またなんらかの情報がはいるかもしれませんしね。｣

A｢はい、ありがとう、ございます。｣

兄様が早く見つかってほしい。

私はそう、思いを巡らせ山南さんの部屋から出た。

A｢あれは………｣

三素美と………

A｢千鶴ちゃん？！｣

・・・・・・・・・

三素美｢私言ったわよね？斎藤さんはもちろん、原田さんやほかの人たちと口を聞くなって。｣

千｢で、でも！｣

三素美｢うるっさいわねぇ、愚民が。あんたなんて死ねばいいのに。あー、そうだわ。もうこの屯所にいれないようにしてあげるねぇ♡｣

千｢なにして…！｣

三素美は自分の短刀の鞘を抜き、

ｸﾞｻｯ

三素美｢きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！｣

自身に突き刺した……