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第三話・過去編 ページ4

Aside









物陰に隠れてそっと覗く









そこには、一匹の鬼の首を締め上げている洋装の男の姿があった









異空間の刀をそっと掴み、
気配を消して様子を見る









無惨「そこで何をしている」









いつの間にか、彼は私の目の前にいた









『なっ!!』









私は瞬時に距離をとる









その瞬間悟った









私は……コイツに勝てない









私の姿を見るなり、鬼舞辻無惨はニヤリと笑った









無惨「貴様、名をなんという」









『……私は鬼殺隊夢柱!夢咲Aッ!!アンタの事は私が殺すッ!!』









無惨「フッ……気に入った。A、と言ったな。貴様、私の嫁にしてやろう。鬼になるといい」









『誰が鬼なんかになるもんか!!』









無惨「私の言うことは絶対だ。なると言ったらなるんだ。貴様はもう私のモノだ」









刀を抜き、切りかかる









しかし、気付けば私の首には奴の腕が巻かれていた









『ッ……くる……し……』









私はその腕を斬り、腕から逃れる









御館様〈自分の命は、大切にね〉









御館様……目の前に標的がいるのに、夜明けと共に逃げる私をお許しください









無惨「チッ……夜明けか。後に迎えに行く。我が嫁よ」









そう言って鬼舞辻無惨は暗闇に消えていった









私の首には、ハッキリと奴の手形の痣ができていた

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設定タグ:鬼滅の刃   
作品ジャンル:アニメ
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鮭大根(プロフ) - ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月5日 19時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 泡沫さん» 返信遅くなってすいません!取り敢えずこの作品では無惨にイライラするかも?笑でもまぁ大目に見てくださいwわかめの味噌汁美味しいですよね((笑 (2020年2月13日 3時) (レス) id: 683ea77874 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - 遅くなりましたが風花さん新作おめでとうございます。無惨に腹が立ったのであのクソワカメを味噌汁にぶっ込んで来ます。(は?) (2020年1月28日 21時) (レス) id: db06b9d2ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2020年1月20日 1時

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