第十七話 ページ18
しのぶside
甘露寺「炭治郎くん、善逸くん、どうしたの!?」
炭治郎「急に……急に……Aから、人間が背負うには背負い切れない、今にも死んでしまいそうな、弱く、脆く、悲しい、辛い匂いがするんですッ……」
善逸「俺もこんな音聞いた事ない……頭が痛くなるッ……聞いてるこっちも辛くなるッ……」
『……ッ……ごめん、感情を抑えるのが下手なんだ……もう、ネタばらししちゃった方がいいかもね』
Aは鬼とは思えない表情で笑ったんです
『……蜜璃、相変わらず良く食べるんだね。伊黒と良く3人で行ったお店、新しいメニュー増えててびっくりしたよ。でも、三色団子は美味しかったなぁ……』
甘露寺「え……」
伊黒「三人で……?」
Aは次に冨岡の方を向きました
『……ねぇ義勇、錆兎はさ、私が鬼になったって聞いたら怒るかな、怒るよね。鬼を倒す為に最終選別一緒に受けたのにさ、ゴメンね』
冨岡「!!……最終選別……?」
次にAは宇髄さんと向き合いました
『天元、嫁三人は元気?またあの三人の料理食べたいなぁ……そういえば、稽古終わりのあの三人がくれる差し入れは最高だよね』
宇髄「何でそれをッ……」
Aは、私に向き合いました
『……カナヲは元気?最近はコイン以外で、自分の意思で動けてるのかな?……ごめんね、しのぶ。鬼になったから、童磨を殺そうとしたんだけど、無惨様に止められちゃってね……殺せなかった。カナエの仇、取れなかった……ごめんね、ごめん』
しのぶ「何でッ……お姉ちゃんのこと……」
Aは、瞳に雫を貯めながら、
私の手を握りました
『……力になれなくて、ごめん』
108人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鮭大根(プロフ) - ウェーイ( ・∇・)面白いです!!これからも頑張って下さい!!応援してます!!続き楽しみ〜(´-ω-`)ムフフ (2020年8月5日 19時) (レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 泡沫さん» 返信遅くなってすいません!取り敢えずこの作品では無惨にイライラするかも?笑でもまぁ大目に見てくださいwわかめの味噌汁美味しいですよね((笑 (2020年2月13日 3時) (レス) id: 683ea77874 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - 遅くなりましたが風花さん新作おめでとうございます。無惨に腹が立ったのであのクソワカメを味噌汁にぶっ込んで来ます。(は?) (2020年1月28日 21時) (レス) id: db06b9d2ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:風花 | 作成日時:2020年1月20日 1時