第八話･過去編 ページ9
Aside
無惨｢頭を垂れて蹲え。平伏せよ。｣
この命令に従えば……皆は……
冨岡｢やめろ！！｣
しのぶ｢ダメですッ！！｣
ごめん
ごめん、皆
私はゆっくりと膝をつく
『……ッ……先程までの…無礼を…お許しください……無惨…様……私を……鬼に……』
不死川｢やめろォォォォオオ！！｣
『……ッ……して、くださいッ……』
無惨｢……私の嫁になり、永遠に尽くすと誓え｣
『……はいッ……永遠に……』
無惨は勝ち誇った様に笑った
無惨｢いいだろう。私の血をふんだんに分けてやろう｣
鬼舞辻無惨は私の頭を掴み、深く、深く口付けをした
生暖かい液体が、口から口へ入ってくる
その血を飲み込むと、私の体は熱くなる
『あ……あ……あ"あ"あ"あ"ッ！！』
考える事が出来なくなる
無惨｢フハハハハッ！！良く見ろ！！鬼殺隊の者共！！これが鬼の姫だッ！！この、瞳に刻まれた美しき〈零〉の字を！！！｣
私の瞳には
しっかりと〈零〉の字が刻み込まれていた
時透｢ッ……A……｣
無惨｢……フッ、我が嫁よ。血気術を使ってコイツらの記憶を消してやれ。今回は約束通り命だけは助けてやろう｣
『……御意』
血気術
忘眠
辺り一体に生暖かい風が吹く
鬼殺隊の人間は、皆眠った
私の事を、私の存在を、綺麗サッパリと忘れて
無惨｢ゆくぞ｣
『……はい』
そうして私は、上弦の零となった
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鮭大根(プロフ) - ｳｪｰｲ( ・∇・)面白いです！！これからも頑張って下さい！！応援してます！！続き楽しみ〜(´-ω-`)ﾑﾌﾌ (2020年8月5日 19時) (
レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 泡沫さん» 返信遅くなってすいません！取り敢えずこの作品では無惨にイライラするかも？笑でもまぁ大目に見てくださいwわかめの味噌汁美味しいですよね((笑 (2020年2月13日 3時) (レス) id: 683ea77874 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - 遅くなりましたが風花さん新作おめでとうございます。無惨に腹が立ったのであのクソワカメを味噌汁にぶっ込んで来ます。(は？) (2020年1月28日 21時) (レス) id: db06b9d2ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2020年1月20日 1時
