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ある日の放課後
｢じゃあ私部活行くね！｣
『うん！頑張ってね〜』
部活に行く友達を見送って
私もいざ帰ろうと
準備をしていると
｢おい！早く行けって！｣
｢そんなへたったお前見たくないんだけど！｣
教室のドア付近から
コソコソ話し声が聞こえる
雅哉｢だって〜、｣
ボソッと呟いた声が
地獄耳の私の元に届いて
チラッとドアの方を見る
すると
雅哉｢っ！｣
彼がすぐさま視線に気付いて
目をそらす
なんだあれ
気にせず帰る準備を続けていると
｢もう早く行けよ！｣
と何かにしびれを切らしたのか
先程よりもボリュームが上がった声が聞こえた
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作者名：水瀬 | 作成日時：2022年9月11日 10時
