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恥ずかしがり屋な彼 ‐s.m‐ ページ16

私はどこにでも居るような




ごく普通の高校生









毎朝決まった時間に起きて



学校に行って




ぼーっとしてしまう授業を聞いて



友達と他愛ない話で盛り上がって





家に帰って





一日を終える








何の特徴も無い



シンプルな生活を送っている




だけど





そんな普通過ぎる私の生活に









段々と変化が見え始めている








『あ、来た』



何やら教室の外からわいわいとした


楽しそうな声が何重にも重なって聞こえてくる





｢ほんとAってあーゆー人達苦手だよね(笑)｣




友達にそう言われた




『私とは程遠い存在だしね』

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作者名：水瀬 | 作成日時：2022年9月11日 10時

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