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第二話 ページ7

まふまふside


目の前には2年半前急に消えた僕たちの女王様。

にっこにこである。


ま「いやいや、え、!?待って!?ほんとにA!?」


『んふふ、ほんとにAだよ〜』


ま「え、いや、うんとりあえず入って!?」


『お、おじゃましまーす!』


ちなみにそらるさんは目をひんむいたまま固まってる。


とりあえずソファに座らせ、僕とそらるさんは床に座って向かい合う。


ま「え、と、ほんとにAだよね…?」


『そうだよ真冬、ただいま』


ま「どんだけ、待ったと思ってるの…」


『そうだね、ごめんね、』


段々優しくなっていく懐かしい声。


ま「謝るなら、ちゃんと説明してからにしてよ、」


『うん、ごめんね真冬。』


ま「……」


ずるい


ま「A…!」


『はいはいおいで、』


ぎゅーっとAに右側から抱きついた。懐かしい匂い


ま「A、A、」


『んー?』


ま「おかえり…」


『あは、ありがとう』


Aの声も少し涙ぐんでた


ま「ありがとうもう大丈夫、」


少ししてから、ちょっと恥ずかしくなってきたので離れた。


ま(あ…Aの肩濡れちゃった、)


けど隣にいたいのでそのままソファに座る


あれ、

ま「そらるさん?」


ずっと黙ってたそらるさんが気になった。


『…真冬、ちょっとだけ、他の部屋行ける?』


ま「え、」


やだ、けど


『お願い』


女王様のお願いだし、なんて


ま「はーい、」


『ありがとう。』


立とうとしたら頭を撫でてくれたので許す。

普段ハイテンションなおばかさんなくせに、お姉ちゃんみたいで安心してしまう。




リビングと廊下の間のドアを開け、作業部屋に向かう。



1番Aと仲良かったのはそらるさんだから、だからこそわかることもあるのかもしれない。



数十分後、リビングに呼ばれて戻った時には2人とも目は赤くて、Aの左側の肩は濡れていた。







ちょっとだけ、両方に嫉妬。






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こんにちは、作者です!!
更新遅れてほんとに申し訳ないです(--;)


夢主ちゃんが特に仲の良かった歌い手さん達と再開する場面は基本的にシリアス?ぽい感じになりますが、再開した後はもうハイテンション入りまくりなので温度差に注意です!!


これからもよろしくお願いいたします。

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作者名:千~かず~ | 作成日時:2021年2月24日 18時

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