イ匕米庄 .

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『メイクやるんで廉くん来てください！』


だるそうな顔をしながらこっちへ向かう廉くん



『今日はどのような感じで？』


『髪はいつも通りでメイクはいらん』


『えー、ファンデくらい良くないですか？』


『ダメ、今日はなんもしないって

決めたん』


『へー、しょーもないプライドっ』


『あ？』


『すみまへーん』









『ほんとに何もしないんですか？』


『だからさっきから、そー言うてるやんしつこいな』



『わかりましたーじゃあこれで完成です』



この後も仕事をひとつひとつ丁寧にやっていく




? ｢ 廉ー！！ちょっとこっち来て！｣


『はーい』


今のは私の先輩のリリカさん


仕事に熱心でいつも優しい


お姉さんみたいな存在であり









あたしの恋のライバル

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