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Side：爆豪勝己
Aが離れることを考えるだけで頭がおかしくなりそうになった。本人を前にして言った言葉は無意識に俺を刺し殺していた。
焼けて短くなった髪を撫で、傷だらけの顔にこれでもかと言わんばかりにキスを落とす。
｢てめぇはどうして欲しい｣
服を脱がせ、薄らと火傷の痕が残る半身を眺めても初めての時同様に目眩をしそうなほど唆られる。
胸の先端に噛み付けば小さく悲鳴を上げる。変わらず綺麗なアースアイが潤み、俺を欲しそうに見つめる。
『噛んで』
絞り出された一言は俺のそれを先走らせる。
シャツを脱ぎ捨てるとAの手が俺の身体に触れ、抱き締める。俺も同じ様に隙間なく抱き締めてやれば出来なかった分のキスをする。息が出来なくて苦しそうとか考えずに貪る。
首、胸、腹と次々に刺激を与える。
『か、ぁ･･･んっ、』
下へと手を伸ばすと下着を濡らすほど、そこを丁寧に弱い所を虐めてやるだけでもう動けない程だ。
｢まだ終わってねーだろうがっ｣
『っう、』
まだ果てさせない。
まだ終わらせない。
てめぇが言ったんだ。噛めと俺に言っからには普通では終わらせない。
俺のものをゆっくりと押し込むと悲鳴の様な声を上げてふるふると震える。
『、かつ、き』
伸びてくる手のままに吸い込まれる。
額にされるキスが大丈夫だと言っているようでそこからは一心不乱に求め、俺のだと言わんばかりにうなじを何度も噛んでやった。
その度にAは絶頂を迎え、気絶した頃には俺からはもう何も出なくなっていた。
｢もうっ、俺から離れんな｣
額にキスを落とし、また連絡しろ、と置き手紙をしてその部屋から出た。
長すぎる面会に相澤とオールマイトは何も聞かなかったが
｢彼女がこれから前を向けるといいな｣
オールマイトは穏やかな声で言った。
帰るなり普段は起きてもいない奴らがうじゃうじゃと集まってどうだったかと問い詰めてくる。
その中で気づいたのは意外にもあいつだ。
｢爆豪、番になれたんだな｣
轟はそれを言いふらすこともせず、小さくおうと返してやった。
『ありがとう』
Aから連絡が来たのは昼を過ぎた頃だった。
検査で番が成立していたこと、医者に少し怒られたことを短く書いていた。
｢次はいつ会える｣
そう送れば俺の好きな時に来ていい、とそれだけを残してまた寝たらしい。
あいつが俺に愛しいと言った時、俺の中でストンと何かが落ちた。塊のような、そんななにかだ。
続く (更新停止中)
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アヤ(プロフ) - 秋雨秦さん» ご返信いただけるなんて！ありがとうございます。ヒロインが危険でイイところで終わっていて、ずっともどかしかったです。 最新話も読みました！かっちゃん｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ヒロインちゃんのしあわせを願います>_ (2019年12月26日 22時) (
レス) id: 291d5d86b7 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨秦 - 感想ありがとうございます。アカウントはまた作り直すつもりです。携帯やその他諸々いろいろあり、大変お待たせしました。またゆっくりになりますが更新しますのでよろしくお願います！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 更新をお待ちしておりました( ；∀；)感想をお伝えしようにも、”ユーザーが見つかりません。既に退会された可能性”と表示され、2度と続きが読めないのかと悲しみに暮れていました。これからも続話お待ちしてます。 (2019年12月14日 19時) (レス) id: d7a473e929 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき。(プロフ) - 凄く面白いです！！更新待ってます！ (2019年12月14日 12時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 初めまして！！すっごく面白いです！！何回も読んでしまいます！！更新まってます！ (2019年5月20日 14時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨秦 | 作成日時：2018年3月24日 19時
