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授業中、原因不明のヒートがきた。薬をこっそり口に入れてなるべく動かないようにした。それでも匂いは出ているらしく近くの轟さんと八百万さん、あとはベータでも近いと分かるのかちらりと見られる。
｢匂い出しすぎだバカが｣
終われば速攻足腰の立たない私を、爆豪さんは抱えて保健室に運んでくれた。5時間目ということもあって帰らずに爆豪さんを待った。最近のヒートはおかしい。不安になったり、怖くなったり情緒不安定になることが増えた。鼻血や嘔吐も変わらずだが理性が保てなくなっていた。
｢やっと来たね。あれをどうにかしてやりな。これじゃ埒が明かないよ。｣
リカバリーガールの声に爆豪さんが迎えに来たのだとほっとしたと同時に体の奥が熱くなった。
カーテンが開けられ、爆豪さんはベッドの淵に腰掛ければ蹲る私の布団を上げれば耳元で言う。その息は熱っぽくて擽っくて肩が震える。
｢どうしてほしい。つっても長居はできねェ、俺の理性もあんだ。｣
『･･･たす、けてっ』
｢ざっくりし過ぎだボケ｣
荒々しいキスがされる。それだけでもっとほしいと首に腕を回し、必死に舌を絡める。
『んっぁ、もっと、』
｢っ煽んな｣
ボタンが外され、固くなった先端をキュッと摘まれるだけで体が仰け反る。幾つも与えられる刺激にいつ意識を飛ばしたのか、目が覚めて飛び起きればずきずきと下が痛む理由を理解するのに、全裸なのと、体中に着いたキスマークや噛み跡を見れば時間は有さない。
｢起きたんか｣
『！』
隠せばあ？と顔を歪められる。爆豪さんは下だけ履いていて、筋肉質な体が晒されている。半分程水の入ったペットボトルを受け取って飲もうとして止まった。
腰掛けた爆豪さんの背中には痛々しい爪痕が出来ているからだ。
『･･･それ、どうしたの？』
｢どっかの誰かさんの熱烈な跡｣
ニヤリと笑う。私以外いる訳もなくかっと熱くなる顔をいじられたのは言うまでもない。
学校内でしてはいけないことをした。という認識はあるが緊急事態ということもあって先生達は多目に見てくれた。
『次は、気をつける。』
｢気ぃつける前に頼れつってんだ。｣
撫でられてやっと耳が出しっぱなしのことと垂れていることに気づいた。
『撫でるの好きだね。』
｢それで喜んでんの誰だ？｣
『･･･』
私です。なんて言えるわけがない。
爆豪さんの大きくて硬い手が好き。それは言わなくても知っているからそうしてくれるんだ。
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アヤ(プロフ) - 秋雨秦さん» ご返信いただけるなんて！ありがとうございます。ヒロインが危険でイイところで終わっていて、ずっともどかしかったです。 最新話も読みました！かっちゃん｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ヒロインちゃんのしあわせを願います>_ (2019年12月26日 22時) (
レス) id: 291d5d86b7 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨秦 - 感想ありがとうございます。アカウントはまた作り直すつもりです。携帯やその他諸々いろいろあり、大変お待たせしました。またゆっくりになりますが更新しますのでよろしくお願います！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 更新をお待ちしておりました( ；∀；)感想をお伝えしようにも、”ユーザーが見つかりません。既に退会された可能性”と表示され、2度と続きが読めないのかと悲しみに暮れていました。これからも続話お待ちしてます。 (2019年12月14日 19時) (レス) id: d7a473e929 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき。(プロフ) - 凄く面白いです！！更新待ってます！ (2019年12月14日 12時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 初めまして！！すっごく面白いです！！何回も読んでしまいます！！更新まってます！ (2019年5月20日 14時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨秦 | 作成日時：2018年3月24日 19時
