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仁佐崎高校との合同訓練だ。原因不明のヒートは起こらなかったことは何よりだ。
どんな人が来るのか、有名だというイケメン高校生とやらに心を踊らせているのは女子のみだ。私は知らないのでカウントされない。
先生が来る前に席に着くと丁度ベルが鳴る。
ガラッ。
相澤先生は変わらず怠そうに入ってくるとその後に続いて四名の生徒が入ってくる。明らかモテますね。という容姿の人がいるからその人だろう。
短い自己紹介が終われば早速着替えてグラウンドに来いと言われた。
｢君、オメガだよね？｣
着替えに行こうと立てばイケメン高校生様だ。甘いルックと優しげな目元がそう言われているのだろう、と思う。
だから何？初対面でそんなことを言うのだから自分はアルファなのだろう。
｢そんなに攻撃的にならないで･･･僕らは運命だと思うから｣
『･･･運命は目が合えばわかる。私は感じない』
｢そう、か。君はいくらで俺の｣
『は、？』
いくら？金のことか？爽やかな笑顔からそんな言葉が発せられるとは思いもしない。
笑っているがその目は刺すようで、それを知っている。気分が悪いだけじゃない。こいつを殺してやろうと思う程には嫌だ。
伸びてくる手が首を掴もうとする。やめろ、やめろ、やめろ、っ！その手は横に攫われる。
｢･･･君この子の番？｣
｢ざけんなちげーわ。見てて不愉快なんだよテメェ見てぇなおキレイな皮を被ったクズはよォおい、さっさと行けや。｣
『うん･･･ありがとう』
梅雨ちゃんの元へ行くと大丈夫？と言って抱き留められる。そんなに私の顔色は悪かったのか保健室に行くかと聞かれた。
爆豪さんはいくつか話をしてなみたいだけどそれを聞くことはしなかった。着替え終わると梅雨ちゃん達よりも早く出た。
『爆豪さん』
呼び止めたのは爆豪さんだ。隣にいる切島さんは空気を読んで先に行くな！と行ってしまう。
爆豪さんは右手の篭手を外すと私の首に手を伸ばす。護身具を見て目を細めると何もされてねぇか、と聞かれる。
『うん。』
｢･･･そうかよ、行くぞ｣
『爆豪さん』
｢あ？｣
『これ、持っててほしい。』
手に押し付けたのは抑制剤だ。何も言わずにポケットに入れるのを見れば察してくれたらしい。何かあればお願いします。そう言っているのを。
その場を見ている奴が居ることに爆豪さんだけが気づいて、わざとキスをしてきたことを私は知らずにそれを受け入れた。
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アヤ(プロフ) - 秋雨秦さん» ご返信いただけるなんて！ありがとうございます。ヒロインが危険でイイところで終わっていて、ずっともどかしかったです。 最新話も読みました！かっちゃん｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ヒロインちゃんのしあわせを願います>_ (2019年12月26日 22時) (
レス) id: 291d5d86b7 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨秦 - 感想ありがとうございます。アカウントはまた作り直すつもりです。携帯やその他諸々いろいろあり、大変お待たせしました。またゆっくりになりますが更新しますのでよろしくお願います！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 更新をお待ちしておりました( ；∀；)感想をお伝えしようにも、”ユーザーが見つかりません。既に退会された可能性”と表示され、2度と続きが読めないのかと悲しみに暮れていました。これからも続話お待ちしてます。 (2019年12月14日 19時) (レス) id: d7a473e929 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき。(プロフ) - 凄く面白いです！！更新待ってます！ (2019年12月14日 12時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 初めまして！！すっごく面白いです！！何回も読んでしまいます！！更新まってます！ (2019年5月20日 14時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨秦 | 作成日時：2018年3月24日 19時
