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学校生活が始まって一週間と少し。
李明に関して言えば言わなくてもご覧の通りモテモテだ。校門来るまでに何人の男子が李明に挨拶をしたことか。
分かれて教室に行けば仲良くなった梅雨ちゃんと葉隠透、透さんが元気に挨拶をしてくれる。
『今日のヒーロー基礎学って何するのかな？』
｢前のがあるからちょっとそわそわするよね！｣
うんうん。と頷いているうちにチャイムが鳴って授業が始まる。数学だけは得意だからエクトプラズム先生の趣味思考に走る問題は楽しかったりする。皆はそうでもないらしい。
休憩になってお手洗いに行こうと席を立って机と机の間を歩くと
コツっ。
足元に消しゴムが落ちてくる。それを拾おうと屈むと爆豪勝己、爆豪さんと目が合う。
『はい。』
｢･･･ちっ、｣
素直じゃない彼なりの挨拶だろうか。特に何も思うことなくお手洗いに行った。
手を洗って首に手を当てる。きっちりと上まで締めたボタンとネクタイが崩れていないかを確認する。首に着けている護身具がなければ落ち着かなくなったのはいつからだろうか。
(オメガなんて関係ない。)
私のクラスには三人のアルファがいる。爆豪勝己、轟焦凍、八百万百。オメガは私だけだ。他はベータだとは思うが今知っているのはそれくらいだ。
｢Aちゃん！始まるよ！｣
『うん。』
五時間目のヒーロー基礎学に備えてコスチュームに着替える。
私のコスチュームは簡単に言えばツナギだ。柄は黒を貴重にした迷彩。腰のベルトにはいくつもポケットがあって、救護時、負傷時、もしもの時の物が入っている。
｢オールマイトはいないんだって。｣
｢じゃあ誰かしら？｣
｢相澤先生とスナイプ先生やって！飯田くんが言ってた。｣
会話を耳にグラウンドへと足を運ぶ。
案の定、戦闘訓練だった。二人一組で相手と対戦する。本当に簡単なものだ。
クジで私は障子目蔵、障子さんとなった。
｢よろしく頼む｣
『よろしく。』
軽く握手を交わす。早速対戦相手が決められた。
『･･･マジか、』
思わず漏れた本音。
爆豪さんと峰田実、峰田さんだ。正直峰田さんはいい。問題は爆豪さんの方だ。
始まるまでに時間がある。作戦と、お互いの個性を把握するために話し合う。それでも相手は天才様となれば違ってくる。
そうこうしている間に順番が回ってくる。
『爆破がなければいいのに、』
またもや本音が出る。障子さんは大丈夫だ。とやれることを、と言ってくれた。
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アヤ(プロフ) - 秋雨秦さん» ご返信いただけるなんて！ありがとうございます。ヒロインが危険でイイところで終わっていて、ずっともどかしかったです。 最新話も読みました！かっちゃん｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ヒロインちゃんのしあわせを願います>_ (2019年12月26日 22時) (
レス) id: 291d5d86b7 (このIDを非表示/違反報告)
秋雨秦 - 感想ありがとうございます。アカウントはまた作り直すつもりです。携帯やその他諸々いろいろあり、大変お待たせしました。またゆっくりになりますが更新しますのでよろしくお願います！ (2019年12月14日 21時) (レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 更新をお待ちしておりました( ；∀；)感想をお伝えしようにも、”ユーザーが見つかりません。既に退会された可能性”と表示され、2度と続きが読めないのかと悲しみに暮れていました。これからも続話お待ちしてます。 (2019年12月14日 19時) (レス) id: d7a473e929 (このIDを非表示/違反報告)
めだまやき。(プロフ) - 凄く面白いです！！更新待ってます！ (2019年12月14日 12時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 初めまして！！すっごく面白いです！！何回も読んでしまいます！！更新まってます！ (2019年5月20日 14時) (レス) id: 33cb92409f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋雨秦 | 作成日時：2018年3月24日 19時
