HARU 【男主】【HQ!】

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木葉「起きろハル、赤葦」

木兎「２年ズ起きろー！！！！！！」


「ウッ、」
『ぐぅぇ』


木葉「あーあー…赤葦の目がすげぇ怒ってるぜ木兎」

木兎「ヒィッ」






朝からテンションブチアゲ状態の木兎さんに飛び込まれて、隣同士で寝ていたおれと赤葦は潰された。
おれは元々朝は好きじゃないけど、しっかり者の赤葦も朝は苦手らしい。
にしても木兎さんはもう少しテンション低くてもいいと思う。





1日目を終え、はやくも2日目が始まった合宿。

相変わらずの烏野に他校は翻弄されているように見えるが、音駒が速攻を止めたり、日向が東峰と衝突したりと少しずつ変化が起きている、と猫又先生が嬉しそうに言った。何故か俺に。なんでおれに言うんだ。

そんなに烏野が変わるのが面白いか、と目で訴えたら
「カラスが飛び立つと厄介で、おもしろい」と一言。

……まぁたしかに厄介なのは厄介そうだけど。


ぼーっと烏野を見ていると、リベロの人と目が合った。







『……なんか、リベロの人と目が合った』

赤葦「へえ…で、なんで逸らさないの」

『めっちゃ見られてるから逸らせなくなった』

赤葦「コートも違うのに変なことしないでよ…ほら、行くよ」




赤葦につれられて、生川高校との試合に入る。
もう一度烏野を見るとまたリベロと目が合って、次は慌てて逸らした。
おれ、なんかした？めっちゃ見られるようなことしてないんだけどな。
…ああでも、





『烏野のリベロって上手だよね』

赤葦「そうだね。俺も思ってた」

『…元気すぎるとはおもうけど』

赤葦「Aとは反対だね」

『おれはクールなの！』







笛がなり試合が始まる。
試合中もそのリベロに見られていることには、気付かなかった。












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