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『……160センチ、居なくない?』
赤葦「…だね」
孤爪「赤点取ったから補習で遅れるんだって、クロが言ってた…」
『へーバカなんだ!』
赤葦「ちょっとはオブラートに包んだら?」
音駒の3年生の案内で後ろから来た烏野。
パッと見まぁ、普通のチーム。研磨が言ってた160センチらしき子がいなくて不思議に思っていると説明してくれた。
てかAもギリギリだったくせに、って研磨に笑われたけどなんで知ってんの???
『…………あかあし〜…お前か……』
赤葦「ごめん、つい」
『言うなよ!おれ結構頭いいイメージ持たれること多いんだから!』
木兎「あんまり頭いいイメージは無いぞ!」
『通りすがりにキルされる俺の気持ち』
そろそろ入るぞー!!って声にコートに入る。
最初は森然か……、シンクロ攻撃ヤダなあ
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木兎「レフトだレフト!!!」
東峰「っ……!!」
強烈なスパイクはブロックに阻まれて烏野コートに落ちる。
25対16で梟谷の勝ち。烏野はフライング1周をしているが、これ何回目のフライングなんだろう。
どこからか "弱くは無いけど平凡" という声が聞こえてきた。
たしかに、そう。
エースらしき人もレベルの高いリベロも居るけどそれだけだし、やっぱ研磨が言ってた1年が主力なのかなあ。
別に下手くそとかじゃないんだけど。
いい意味でも悪い意味でも『それだけ』だ。
『……はやく烏野1年生来ないかなー』
猿杙「お、珍しくやる気あるじゃん〜」
『いや今戦ったからこれで次の試合烏野の可能性は無いし、今来てくれたらおれは戦わないけど相手は見れるからただ早く来て欲しいだけですよ』
猿杙「まあハルはそういう子だよね……」
そんなことを言っていると体育館のドアが開いて、金髪の女の人が見えた。…………ヤンキー????
田中「おっ、まだやってんじゃん!上出来〜」
烏野の方から嬉しそうな声が聞こえる。
金髪のオネーサンの後ろから出てきた、2人。
黒尾「主役は遅れて登場ってか?腹立つわ〜」
ここにいる全員が注目した彼ら。
たしかに1人は背が小さいし、チラッと研磨を見るとまた嬉しそうな顔をしていたから興味がある。
でもそれより、
『セッター魂……!!リベロ魂ないのかな』
木葉「絶っっっっ対注目するとこそこじゃねえよ」
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おこげさん - 第三体育館組に春姫くんも混ざれるのかな…⁈そうなったらめっちゃ嬉しいです(*´-`) (5月2日 20時) (レス) id: e28914a8e3 (このIDを非表示/違反報告)
細胞(プロフ) - 零れ桜さん» ありがとうございます、なかなか更新できずすみません😭😭 ゆっくりですが書いていくので楽しんで貰えたら嬉しいですჱ̒ ー̀֊ー́ ) (4月7日 2時) (レス) id: d551e89fe1 (このIDを非表示/違反報告)
細胞(プロフ) - おこげさんさん» ありがとうございます、わたしも梟谷が1番好きです😭 これからも楽しんで貰えたら嬉しいですჱ̒ ー̀֊ー́ ) (4月7日 2時) (レス) id: d551e89fe1 (このIDを非表示/違反報告)
零れ桜(プロフ) - めっっっっちゃ好きです!!!続き楽しみにしてます!更新まってます(*^▽^*) (4月2日 16時) (レス) @page25 id: fd103672f0 (このIDを非表示/違反報告)
おこげさん - 梟谷のメンバー大好きなのでめちゃめちゃ楽しく読んでます( ´͈ ᵕ `͈ )応援してます(ง˶ ̇ᵕ ̇˶)ง (3月21日 20時) (レス) id: 52904a24f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:細胞 | 作成日時:2024年2月28日 1時