HARU 【男主】【HQ!】

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赤葦「目あけずに打つって、そんなこと出来るんだね」

『赤葦〜』

赤葦「A回収しに来たら面白そうな話が聞こえたから」

孤爪「赤葦はAに木兎さんに、大変だね……」





えーどういう意味、と聞こうとしてやめた。
たぶん貶される。







孤爪「見ないで打つっていったら翔陽…あ、スパイカーの方がすごそうだけど、烏野はセッターがダントツで上手い…。
スパイカーの打点に合わせて上げるの精度が他の人とは違うから。」

海「あれで1年生だもんなあ〜」

孤爪「うん…。翔陽は160センチくらいだけど」

赤葦「160？随分小さいんだね」

孤爪「でも本当によく飛ぶんだ、面白いよ」

『…ふうん、』






バレーは好きでも嫌いでもないと言ってた研磨が面白い、とワクワクな顔を見せてるから 本当に面白いコンビなんだろう。
160でリベロじゃないのはあまり見た事ない。
あ、あの人は何センチだったっけ……？


音駒の高身長1年に、烏野の面白い1年コンビ。
ぜーーーんぶ1年生で なんだか代替わりを感じる。
代替わり、新入生、新しい出会い……。







『……春だなあ…やだ……』

孤爪「…………こっちは梅雨終わりかけて夏だけど。
　Aの頭は今春を迎えたの？」

赤葦「多分1年生って単語から入学の春を連想しただけ、気にしないで」

海「(赤葦、よくこれだけで分かるなあ)」






じゃあ帰るよ、と赤葦に連れられておれたちは音駒を去った。

夏合宿は去年もキツくて憂鬱だったけど、今回は面白いものみたさで楽しみかもしれない。










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山本「相変わらずフクロウんとこのリベロはすげーよなあ…」

黒尾「ああ、ヒメちゃん？今高校ナンバーワンって言われてるからねえ」

夜久「俺も負けないように頑張んなきゃだな…」

孤爪「……Aは音駒に居ても違和感ないくらい、レシーブがしなやかだよね」

海「ああ、あの身体はすごいよな〜。まさに猫だし」

黒尾「…………猫に似てんならあいつ音駒の方がピッタリだろ」

孤爪「赤葦が怒るからだめだよ」


「「「「あ〜たしかに」」」」









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