HARU 【男主】【HQ!】

: 打ち解けて春 ページ15

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_______対人パスから、1年と2ヶ月後








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赤葦side

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『ね〜〜〜〜木葉さん、これかって』

「はあ！？！おまえこの前もそうやって奢ってやっただろ！」

『これ新作おにぎり！まぁじ食べたいの』

「やだね！」

『おねがい、』

「きゅるんって顔すんな！！！いくらだよ！！！貸せ！」

『木葉さんだいすき！』

「可愛い顔して言えば許されると思うなよ！！」





木葉さんに対して、でも引っかかってますよね、とは言わない。先輩だからね。

部活終わり。久々に飯でも行くかと部員何人かで同じ道を帰っている最中だ。
今から飯食うのに途中でコンビニに寄り道するのは不思議だと思うし、おにぎり買う(正式には買ってもらう)Aの胃袋の大きさにビビったりもする。

たまに見るけど Aの可愛い顔攻撃に負けた先輩たちはよく奢らされてる。(木兎さんとか木葉さんが主)







小見「いやぁ〜1年はしっかり者だなって喜んだあの入学したてが恋しいよ…」

赤葦「そうですか？」

小見「お前は申し分ない！！むしろ感謝しかねえ！木兎の面倒見れる後輩なんて喉から手が出るほど欲しかったからな。でもよー！」

猿杙「ハルがあんな小悪魔みたいなあざとい後輩だとは予想もしてなかったよね〜あと意外と無気力。まあそこがかわいいんだけど」




少し先を歩く木兎さんと肩組まれてイヤそうなA。
あのふたりは別に相性が悪いわけでも仲が悪いわけでも無い。むしろ仲良しな先輩後輩だが Aはあざとくても本来は大人しい性格なので引っ張られていくのには慣れないみたいだ。









木葉「はぁ〜金無くなる！」

赤葦「貢がされてますね、見事に」

小見「彼女いねーからって可愛いハルに金使ってんの虚しいな」

木葉「うるせェな！！！！イケメンで可愛い顔ってずるいだろ！！！！
…………でもまあ、」





「アイツらのおかげでうちのチームは強いって周りは信じねーよなあ。
あれが全国5本の指に入るのスパイカーと
高校ナンバーワンリベロ の2人なんだからさ」









小見「ああ…おれもリベロとして悔しいけど、あいつはすげーからな」

鷲尾「…ナンバーワンリベロが2人いる代、だしな」








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