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赤葦「はぁ、はぁ…ナイスキー……」


木兎「アカアシ!!あれ、アカシだっけ」

赤葦「アカアシです、」




なんで急に今まであってた名前わかんなくなんだよ、ともつっこめず、てかそれ言えるくらいの元気は俺にはなく。
一生終わらないこの"ちょっと"付き合ってに、おれの体力は底をついていた。それはたぶん赤葦くんも同じ。






木兎「お前のトス最高だぜ!!!」






それでも、どれだけ大変でキツかったとしても





赤葦「……あ、ハイ」

木兎「テンション低っっ」




この一言だけで、セッターを務める人間は頑張れるんだろう。
赤葦くんだってテンション低いけど、たぶんスターから褒められて嬉しいはずだ。







木兎「それにハル!!!」

『……っあ、おれ?』

木兎「お前のレシーブも最高!!やっぱ床に叩きつけるのもいいけどさー、相手いるといろいろ考えるし、おまえうめーから燃えるな!」

『……あ、りがとうございます…』

木兎「おまえもテンション低っっっ」





それはもちろんおれだって例外じゃない。
自分を積極的なタイプだとは思わない。むしろ木兎サンみたいなタイプとは真逆かもしれない。
でも、だからこそ この人みたいな真っ直ぐな人に褒められるのは、うれしい。





木兎「だからさ、おれ、はやくお前があげたレシーブで赤葦がトスして、おれが決める!これやってみてえ!」

『…それはたぶん、来年くらいに叶うはずです』

木兎「そこは今年俺たちが先輩抜かしてレギュラー取ります!だろ!?!」

『まあ……?』

木兎「まあ、て!!!低!テンション!」

赤葦「木兎さんは高いですね」

木兎「おう!おれは世界一の男だからな!!!」





世界一とテンションの高さ、何が関係あるんだろー…
……考えてもムダな気する。思考、ストップ。









『…てかおれは、ハルが呼び名ですか?』

木兎「おう!ヒメでもいいぞ?」

『いやハルヒなんで…姫はちょっと、』

木兎「いいだろ!ハル!!!」

『ほとんどあだ名それです』

木兎「なにィ!?唯一無二じゃないのか…」





一喜一憂が激しいこの人を見るとおもしろい。
なんていうか、引っ張られそう。







赤葦「……じゃ、おれたちも帰ろっか」

『うん』













……

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おこげさん - 第三体育館組に春姫くんも混ざれるのかな…⁈そうなったらめっちゃ嬉しいです(*´-`) (5月2日 20時) (レス) id: e28914a8e3 (このIDを非表示/違反報告)
細胞(プロフ) - 零れ桜さん» ありがとうございます、なかなか更新できずすみません😭😭 ゆっくりですが書いていくので楽しんで貰えたら嬉しいですჱ̒ ー̀֊ー́ ) (4月7日 2時) (レス) id: d551e89fe1 (このIDを非表示/違反報告)
細胞(プロフ) - おこげさんさん» ありがとうございます、わたしも梟谷が1番好きです😭 これからも楽しんで貰えたら嬉しいですჱ̒ ー̀֊ー́ ) (4月7日 2時) (レス) id: d551e89fe1 (このIDを非表示/違反報告)
零れ桜(プロフ) - めっっっっちゃ好きです!!!続き楽しみにしてます!更新まってます(*^▽^*) (4月2日 16時) (レス) @page25 id: fd103672f0 (このIDを非表示/違反報告)
おこげさん - 梟谷のメンバー大好きなのでめちゃめちゃ楽しく読んでます( ´͈ ᵕ `͈ )応援してます(ง˶ ̇ᵕ​ ̇˶)ง (3月21日 20時) (レス) id: 52904a24f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:細胞 | 作成日時:2024年2月28日 1時

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