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お星様がだいすきなきみへ1*Y ページ36

「出張…ですか」


上の人からかかってきた一本の電話。

どうやらお世話になってる取引先の人が、飼ってる犬が病気らしい。

大きな動物病院へ行ったところ、余命宣告されてしまったとか。


『そうなんだよ。しかもその余命も…ひと月となくてね。聞けばその犬が、何か言いたそうに毎日キョロキョロしているらしいんだ。…生憎病院には、言葉がわかる人が居なくてね』

「それで俺たちの中の誰かを、病院に出張させたいって訳ですか」


ギリギリの人数でやっている、俺たちの施設。

誰かひとりでも出張に出たら、回らなくなってしまう。


「…わかりました、俺が出張に行くので…その間施設は休業させてください」






みんなに話すと、一番最初に健永が口を開いた。


「…横尾さん、俺も行きたいな」

「えっ、でも…遠いよ?それに、施設閉めてる間…みつたちのこと見ててもらわないと」

「わったー、俺も行きたい!みつたちも連れて行こうよ!」

「ニカ…」

「そういうことで横尾さん、宮田も同意見で。満場一致ですな」

「…はぁ……もう〜…」


こうして施設を閉めて、七人で出張する事になった。




車で二時間程度走ったところにある、大きな動物病院。

途中に見えた湖の景色の余韻に浸っているみつたちのゲージを抱えて、建物内に入った。


「お待ちしてました。横尾さん、と…」

「あ、すみません大勢で。みんなも会話ができるので、お役に立てればと思って…」


ニカたちがぺこりとお辞儀をすると、お医者さんはにっこり微笑んだ。


「そうなんですね。…その子たちも、大切に育てられてるみたいだ。皆様、歓迎いたしますよ」


ゲージの中のたいすけを一瞬見ただけで、大切にされてるってわかるんだ。

やっぱり大きい病院は違うな。

…なんて思ってたら、ちょっとだけ真剣な目つきに変わったお医者さん。


「…それで、例のわんちゃんなんですが…」

「はい、まず見せて欲しいんですが…」


お医者さんはゆっくり頷くと、少しばつが悪そうに案内してくれた。

病室の前は驚くほど静かで、心拍を伝える機械音が聞こえてくる。


「飼い主さんは中にいらっしゃいます。…我々の腕を信用できないようなので、多少荒れていますが…」

「わかりました。ありがとうございます」


お医者さんは会釈をすると、ゆっくり去っていった。

病室の扉を開けると、無機質で真っ白な…人間の病室となんら変わらない景色が目に飛び込んできた。

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谷森山(プロフ) - クララさん» 動物にはあの砂糖の塊はだめでしょうね…(´;ω;`)はむみつがうさがやと結ばれたら、このお話終わりだと思ってるんで(ひどい)。たまちゃんはずっと宮田さんとよちよちお散歩できればなぁと思います(*^o^*)笑 (2016年2月17日 23時) (レス) id: 2433512750 (このIDを非表示/違反報告)
クララ(プロフ) - ハムみつ華麗にうさがやの告白スルーしましたね(笑)いつ想い伝わるのかしら?がんばれーうさがや(///ω///)♪動物にチョコはアウトなんですよね〜なんでなんだろう。たまちゃんと宮っちにはほっこりしました。たまちゃんいつか素直になってね〜( 〃▽〃) (2016年2月17日 4時) (レス) id: 85262c7966 (このIDを非表示/違反報告)
谷森山(プロフ) - nicole155さん» たまちゃんはきっと好きって言わないで態度で示すだろうなぁと思いまして(*^o^*)はむみつさんは宮玉推しみたいなので、自分の事には鈍感極まりないですね(°°)うさがやさん頑張って!(笑) (2016年2月15日 16時) (レス) id: 2433512750 (このIDを非表示/違反報告)
谷森山(プロフ) - たまちゃんさん» 度が過ぎるとツツキ攻撃になりますからね(笑)宮田さんは寝言らへんから起きてました(*^^*) (2016年2月15日 16時) (レス) id: 2433512750 (このIDを非表示/違反報告)
nicole155(プロフ) - ツンツンたまちゃんのかわいい告白、宮っち幸せですね(≧∇≦)がやさんの想いはいつハムみつに届くのか笑 (2016年2月14日 21時) (レス) id: 4603d11d5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:谷森山 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年10月6日 18時

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