第１４７話 ページ9
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「……ぅん？」
「おっ起きたか！」
目の前にはピエロ……じゃなくて､さっき助けた男の人｡
「あっ！きっ傷は！？」
ペタペタと男の人の体を触るが､何もない｡
「良かったああぁぁぁ！！」
安心して､思わず微笑む｡
男の人は､ケルちゃんを撫でていた手を､私の頭に乗せる｡
「お前が助けてくれたんだな｡本当にありがとう｡」
「いえ､そんなお礼なんて……」
そういえば､私あのあとどうなったの？
倒れちゃった後､確か……
「あぁぁぁ！わっ私こそ､倒れた後助けてくださりありがとうございます！！」
「お？あぁ､そんな礼には及ばないさ｡」
「でも……」
「じゃあお互い様ってことで｡な？」
ニッと笑うその人｡
私は､その笑顔につられて笑ってしまった｡
「それにしても､不思議な嬢ちゃんだな｡その姿……」
「あぁ､私鬼人なんです｡今は海軍に引き取られている形で､この姿も､力を使いすぎちゃって｡」
そう言うと､男の人はああ！っと納得していた｡
……驚かないんだ｡不思議な人｡
「あっ！自己紹介まだだったな！俺は……あー……コラソンだ！気軽にコラさんって呼んでくれ！よろしくな！」
「さっきの間はなんですか……私はAです｡じゃあお言葉に甘えて､よろしくお願いします｡コラさん｡」
因みにこちらはケルちゃんです｡と言いながら､ケルちゃんを抱き上げる｡
「こいつ､見た目はあれだけど､人懐っこくて可愛いな｡よろしくな､ケル｡」
「オォオン！」
コラさん､ケルちゃんを受け入れてくれたみたいで良かった｡
「コラさん､どうしてあそこで撃たれて……」
「あっああ､ちょっとドジっちまってな！」
少しひきつった笑顔｡
あー…タブーな発言だったかな｡
「それよりA達｡ここまでどうやって来たんだ？まさかおつるさんの船に……」
「え？そうですけど…」
ん？おつるさん？
「コラさん､どうしておつるさんって……」
コラさんは一瞬停止したあと､あぁああ！！と悶えていた｡
「ドジった！！」
暫くコラさんは､頭を抱えていたが､ハァとため息をつくと､私を見る｡
「俺……実はな､ドフラミンゴファミリーに潜入してた海兵なんだ｡」
「……ふーん｡」
「いや反応薄！？」
だってさ､私別に海軍の仕事とかぶっちゃけどうでもいいし｡
ドフラミンゴファミリーってのも､全く知らない｡
まあ要するにコラさんは､海兵なのね｡
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
