第１６５話 ページ27
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「…ここがミカお姉ちゃん達のお墓｡」
暫く歩いて､私達はお墓に着いた｡
私はお墓の前に膝をつく｡
「久しぶり｡ミカお姉ちゃん｡」
私は今まで起きた事を全てお姉ちゃんに話した｡
時間を忘れて､ずっと話していた｡
気づけば夕方になっていた｡
そんなに長く話しちゃったんだな｡
「また来るね｡ミカお姉ちゃん｡」
私達はその場をあとにした｡
「前から疑問に思ってたんですけど､私が鬼人になったとき､殺していないはずの海兵が死んでいたらしいんです｡何か関係があるんですか？」
私は船の中で､タカさん達に聞いてみる｡
「あぁ｡それは鬼人の魂と体が融合するとき､辺り一帯に地獄の瘴気が飛び散るんだ｡それはこの世界で生きている者が触れると一瞬で死に至る｡そのせいだろう｡」
謎が解けた｡
そういう事だったのか｡
「俺は近くに人がいなかったから､誰も死んでないんですか？」
「そうねぇ｡その瘴気はそこまで周りに広がるわけじゃないからぁ｡それに一瞬だけだから､すぐ瘴気は消えて無くなるのぉ｡」
なんだか､鬼人って色々すごいんだなぁ｡
2年後｡
「
少女は少年に向かって雷を放つ｡
「
少年はそれを土の壁で防いだ｡
少女は空中に高く跳び､再び術を放つ｡
「
「ぐっ……！？」
大気を震動させ､超音波を少年に向けた｡
「
少年は耳を押さえながら氷の槍を放つも､軽々と交わし､少女は不敵の笑みを溢す｡
「チェックメイトよっ！」
びっと少年の首もとに風で創った刃を当てる｡
一瞬悔しそうな顔をして､参りましたと両手をあげる｡
「勝者A！」
「やったー！これでやっと300勝いった！」
「300勝291敗だろ！くっそー！先300勝越された！」
「エトが私より先に300勝とかあり得ないしね｡」
「ハァ”ン？！」
共に10歳になったAとエトワール｡
二人は良きライバルとして､日々鍛練に取り組んでいた｡
「耳ごめんね｡血出てる｡」
「あ？すぐ治るし別にいい｡」
「
たちまちエトワールの傷は治っていく｡
「別に良かったのに｡」
「鬼人同士や悪魔と戦った傷は治りが遅いってタカさんが言ってたでしょ！」
「でも死ぬもんじゃねーし｡」
「うるさいお口はこれかなぁ〜？」
「イッデデデデ！」
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
