第１７７話 ページ39
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「「冥界にいく日が決まった！？」」
「ああ､2日後に月食が起こる｡色々と準備をしておけよ｡」
突然そんな事を言われた｡
いやいや準備て…
「何を準備すればいいの？」
「つか､どんくらいかかるんだろうな｡」
「何年かかるか…分からないの…だから…」
ああなるほど｡
「お墓参り…」
「そゆことぉ｡」
いや行ったばかりだけどね｡
心の準備もしておかないといけないな｡
「俺風術でお母さまの墓参りにいってくる｡」
そう言って､エトは一足先に飛び出していった｡
「Aは行ったばかりだものねぇ｡どうするぅ？」
「…もう一度行ってきます｡それと…三人は冥界に行かないんですよね？」
アズさんは紅茶を飲みながらコクリと頷く｡
「あの…三人にお願いがあるんですが…」
「「「？？」」」
「もう行くのか｡」
「ついに月食が来たんだね〜｡」
夜｡今私達は外にいる｡
満月である月が次第に欠けていく｡
後ろを向けば､見送りをしてくれるために集まった海兵の皆｡
「頑張ってねぇ｡」
アズさんが微笑んで言ってきた｡
私とエトは頷くと､もう一度月を見る｡
既に月は全部欠けていて､辺りが暗くなっていく｡
その瞬間､月があった場所から一筋の光が私達の元に伸びてくる｡
「これはっ…！」
「その光を通っていけば､冥界に着く｡生を選ぶも､死を選ぶもお前達の自由…」
「私は必ずここに戻ってきますよ｡」
「俺も｡」
タカさんは一瞬目を見開いたが､微笑んでそうかと言った｡
私はケルちゃんを抱き､エトと手を繋ぐ｡
「じゃあ行ってきます！！」
光に触れれば､瞬く間に私達を包み込む｡
……気づけば､私達は知らない場所にいた｡
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
