第１６０話 ページ22
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「うえぇぇぇぇぇ…」
「A､大丈夫ぅ？」
「多分…」
無事マリージョアについたはいいが､酔った…
この術は以後あんまり使わないようにしよう…
「許可も何も取ってないからな､見つからないように｡」
タカさんに着いていき､身を低くして移動する｡
マリージョア…
「とっても綺麗……」
「まあ天竜人がいるしねぇ｡」
タカさんは慣れたように移動していく｡
私達も置いていかれないように着いていく｡
「……ここか｡」
物陰から様子を伺うと､エトワール君が､数人の海兵と一緒に建物に入っていくのが見えた｡
すっと耳を澄ませる｡
「ただいま戻りましたえ｡」
「おお！息子よ！よくぞ無事に帰って来たえ！」
「………お母さまは無事ですかえ？」
「……あぁ､あのゴミかえ｡もう死んだえ｡」
「………は？」
……この会話…なんて酷い……
タカさんは眉を潜め､アズさんとメーデルさんは顔を真っ青にしていた｡
「死んだ…？お母さまが…死んだ？！」
「あんなやつをお母さま等と呼ぶなえ｡」
「お母さまをそんな風に言うな！！俺が言うことを聞いていたら､お母さまは殺さないって言ったじゃないか！」
「だが死んだ｡」
「お前が殺したんだろ！！」
「そうだえ｡あんな奴は生きていても意味がないからな｡」
「そんなことない！！お母さまこそが……許さない…許さない！！」
突然､ただならぬ気が全身に突き刺さる｡
「まずいっ！」
タカさんが呟いた瞬間…
「なっなんだえ？！その姿？！」
「許さない…殺してやる！！」
「寄るな化け物！！」
その言葉を聞いた瞬間､私は駆け出した｡
ドアを蹴破る勢いで中に入った｡
「なっ？！なんだえ？！」
「自分の子供に何てことを……！！」
私はエトワール君を庇うように前に立ち､目の前にいる天竜人を睨み付ける｡
「こいつも化け物だえ！殺せえ！」
「はっ！」
護衛の人が私に銃を向ける｡
チラッとエトワール君を見ると､泣いていた｡
焦点の合わない目で｡
「お母……さ…ま……」
「エトワール君っ…」
私はエトワール君を抱き締めた｡
冷たく､冷えきった体を…
「死ねぇ！！」
「
瞬間､天竜人も護衛も白目を向いて倒れた｡
「全く､お前は本当に無茶をするなA｡」
「タカさん……」
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リツ(プロフ) - 酒恋女さん» そんなにですか！！ご愛読ありがとうございます！この小説を読んでくれるってだけで嬉しいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
酒恋女 - リツさん！！！！！！！すっごく感動しました！！！！もう"ひまわりな君へ"を読むとき、片手からティッシュが離れませんでした！！！！！！！これからも更新を楽しみにしています！アンとえと！！！！頑張れ！！！！ (2018年3月22日 0時) (レス) id: 39f73519ea (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - 三村友里亜さん» 嬉しいお言葉！励みになります！ありがとうございます､頑張ります！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
三村友里亜(プロフ) - 毎回楽しんで読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2018年3月7日 21時) (レス) id: c7ded62622 (このIDを非表示/違反報告)
リツ(プロフ) - miチョコさん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月22日 7時) (レス) id: 14d43f0686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツ | 作成日時：2018年1月13日 23時
