【ONE PIECE】ひまわりな君へ (ページ46)

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第４４話ページ46

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あのあと朝食をとり終わった私達は､船長室へ向かった｡

「…緊張してんのかよい?」

マルコさんは私の顔を覗きこむ｡

「ち､ちょっとだけ…」

握っている手に､少し力が入る｡

「心配すんなよい｡親父はとてもいい人だよい｡」

そんな会話をしていると､船長室に着いていた｡

マルコさんが大きな扉をノックする｡

「親父､入るよい｡」

ギイイと音を立てて､扉をあける｡船長さんは椅子に座って､静かにこちらを見ていた｡

「マルコと…お前かァ､体調はどうだァ…」

「あっ…だ､大丈夫です｡ご迷惑かけて､すみませんでした｡」

私は深々と頭を下げる｡

「グララララ!!ガキとは思えねぇ口調だなァ!」

大きな手で､頭を撫でられた｡

恥ずかしくなった私は､思わず下を向いてしまった｡

「…それで､今日はどうしたァ…」

私はマルコさんの顔を見る｡マルコさんは微笑んで頷く｡

「…その…今日は､私からお話があって…私のことについてです…」

船長さんの眉がピクリと動く｡

「私は､海賊王の娘､ゴール・D・アンです｡」

そして､私の今までの経緯を全て話した｡

最初はどこに住んでいたのか｡どうやってミカお姉ちゃんと会ったのか｡あの化け物の姿になる力は何処で手にいれたのか｡

マルコさんも船長さんもただ静かに聞いていた｡

「……これが､私の全てです｡」

流石に引いただろうか｡私は､名前以外はマルコさんに話してない｡

誰の顔も見れなくて､下を向く｡

「そんな事が会ったのかァ…」

船長さんはもう一度､私の頭を撫でた｡

「辛かったなァ…ガキなら知らねぇ事もお前は知っちまったのかァ…」

ずっと頭を撫でられ続けた｡涙が出そうになるのを堪えた｡

「お前､これからどうするんだァ…?」

突然､船長さんが聞いてきた｡

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作者のリツです!!

いつの間にかお気に入り登録者数70人越え!!

更には順位も!!!ありがとうございます!!

今までシリアスが多すぎましたね…

今度は愛されを目指して書いていきます!!

これからも「ひまわりな君へ」をよろしくお願いします!!