陰と陽な 2 人 #2 (ページ3)

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□ ついに………… ページ3

side You

流星「なぁ、ちょっとあそこ座ろ？」

『うん！』

もう、帰らなアカンのか

帰る前にミッションがあんねん

それだけは絶対にせな

『流星君！今日はありがと！！！』

流星「こちらこそ！楽しかった！」

『流星君に聞いて欲しい事があんねんけど、聞いてくれる？？？』

流星「うん、いくらでも聞くで？」

『あんな、最初、流星君見た時は"こんな子おった？"って思ってたんよ。初めて見た時は暗くて、生きてる意味ないって思ってる目しといた。

でも、笑った顔は可愛ええし、お兄ちゃんと話してる時は素の流星君を見れたんよ。

まさか、流星君がこんなに話してくれるとも思ってへんかったし、

なにより、私がしんどい思いしとる時助けてくれたやん？？？

めっちゃ嬉しかってん

私どちらかというと助ける側やったけんさ、今まで助けられたことないねん…笑

流星君が初めて助けれくれたんよ

そんでな、愛華ちゃんと一緒にいるとこ見ると、しんどいんよ

こー、"1番最初に心開いてもらったの私なのに"って思って

私な流星君のこと好きみたい！！！』

あぁぁぁぁぁ、長々と話してしまった………

流星「…………………」

ど、ど、どうしよ

これは無理やんな?!

『あ、付き合うとか別にええんよ？
これからも友達でおれたら、それで…』

ギュッ

流星「A、ちゃん。」

「はひっ」

変な声になったやん

流星「ふふ、」

───── 僕も好きやよ ─────

流星「これ、あげる。」

『え、パーカー？』

流星「初めてお出かけしたときさ、ペアルックはカップルがする、みたいな事話したやん？

それで、のんちゃ、あ、僕が告白する時ペアルックにしよって

ハチマキも、ちゃんと意味知ってて渡した。」

の、の、のんちゃん？？？

流星「あ。のんちゃんは、その、恋愛マスターで、」

『レンアイマスター？』

流星「僕の話聞いてくれててん」

『ほ、ほう』

流星「Aちゃん、僕と付き合ってください。」

『ぇ、もちろん！！』

流星「あ。でも、高橋さんにバレたら僕殺されてまうよ。どないしよ。」

『任しときっ！流星君傷つける人は恭平でも許さへんよ?!』