陰と陽な 2 人 (ページ26)

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□ どうしようページ26

side You

あーーーーー！

この変な気持ちはどうしたらええねん！

お兄ちゃんに言っても絶対バカにされるやん！

それはいやや！

恭平ならなんか分かるかな？

いや、でもまともな答えかえってこうへん、絶対。

風雅にしよー、1番まともやしー

菜月にかけたいねんけど塾やねんな

しゃーなし風雅()

Prrrrrrr

Prrrrrrr

『あ、風雅？』

風雅「よぉ、Aから掛けてくるなんて珍しいやん。なんかあったん？」

『あのね、私の友達の事なんだけど…』

私がとはさすがに言えへんかった笑

『ある男の子が居てね、その男の子の素を知ってるのは友達だけだったの。なのに最近、人気になってきて変な気持ちらしいねん。なんでやと思う？』

10秒くらいの静寂のあと、

風雅「……恋、してんちゃう？」

『こ、こ、こ、こ、恋?!』

風雅「やって愛華と仲良くしてるの見たら辛いねんやろ？」

『うん、辛い』

風雅「もう、完璧恋やな。で、自分の事を“自分の友達の事”で話すの辞めや」

『え、なんで分かったん？』

風雅「俺を誰やと思ってんねん。バレバレや」

『さすがやな笑』

風雅に相談して正解？

風雅「俺はAの事、応援してるで。」

『…ありがと。あ、あのさ、流星君虐めるのやめてな？』

風雅「…分かってるよ。Aの大切な人傷つける訳には行かへんから。」

良い奴だな(泣)

あ。せや

風雅「もう切るで？ギガ無くなるわ」

『え！ちょっと待って！』

風雅「はよしてやー」

『あ、明後日流星君とお出かけすんねんけど…』

風雅「まじで、？」

『……風雅も一緒に行かへん？』

風雅「え、なんで」

『私1人じゃどうしても助けられへん事あるから、流星君と仲良くして欲しいねん…』

風雅「まぁ、同じ大西やし、ええよ。」

『ほんまに?!』

風雅「おん、何時？」

『んーとね、10！』

風雅「りょ」

『じゃあ、ありがと』

風雅「頑張れ。」

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大橋A、初めて恋しました

え、でもほんまにどないしよ

とりあえず、風雅以外には黙っとかな…