□ 君は… ページ3
side 流星
席替えなんてしたない
したって僕と話してくれる子なんて居らへん
ほんとは学校にも行きたくない
やけど、親に心配かけるわけにはいかへん
はぁ、今日も憂鬱な1日が始まる
大吾「じゃあ、席移動して終わり！」
大橋君のとこ行こうかな…
僕のことを分かってくれる数少ない人の1人…
隣の席は……空いてる？
居ないの？
恭平「うわー！席移動すんの大変やー！」
最悪だ…
高橋恭平さん、僕の苦手な人の1人…
恭平「うわっ、隣、大西か…はぁ」
ほら、僕の近くになるとみんなそう言う
大吾「流星、はっすんのとこ行こーや。」
流星「大ちゃん、行く、」
大ちゃんは家が隣で幼なじみみたいな感じ
恭平「大吾先生と仲良いん？笑あ、媚び売ってんのか笑」
大吾「…恭平、」
流星「大ちゃん、いこ、」
1時間目は体育…
僕、体育出来ひんねん
やから、大橋くんのとこに行くんやで
大吾「恭平には後でちゃんと言うから」
流星「大丈夫やで、」
大ちゃんは僕のとこを1番に考えてくれる
和也「ふははは笑」
大吾「はっすん誰と話してんねん笑」
ガラガラ
和也「あ！流星いらっしゃい！」
流星「大橋くん！ココア飲みたいー」
和也「ええよー、Aも飲む？」
大橋Aさん…高橋恭平さんと仲いい子…
苦手な人だ…
A「ええよ！もう体育やし！」
和也「頑張ってな！」
A「終わったらまた来るわ！」
大吾「こんでもよろしい！」
A「酷い！来るもんね！」
やっといった
和也「うるさくてごめんな？笑」
そう言いながらココアを出してくれる大橋くん
大吾「じゃ、俺も授業行くわ」
和也「1時間目おわったら教室行けばええねんな？」
大吾「おん、流星いい子にするんやで」
流星「いっつもしてるし！」
大吾「ほな笑」
大ちゃんったら！
A(さっき保健室に来た子誰？笑)
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作者名：マスカット＼(卍ω卍)／ | 作成日時：2020年3月29日 1時
