陰と陽な 2 人 (ページ12)

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□ 昼と違うことページ12

side You

ガチャ

『どーぞ！』

流星「お邪魔します。」

『お兄ちゃん帰ってくるまで何しよーか』

素振りでもしようかな

流星「僕は勉強しとくので」

『えら！私素振りして…』

やめよ、部活思い出す

流星「素振りしないんですか？」

『え、うん笑』

流星「そーですか」

なんか距離あるよなー

縮めたい！

『あのさ、タメでいいよ？それとAって呼んで！』

流星「僕みたいのがタメで話せません。」

『昼と全然違うじゃーん！私のこと怖い？』

流星「怖くはないですよ。けど、まだ信じれない…」

『そりゃそうか笑初めてに等しいもんね！』

流星「大橋さんこそ、昼と違いますよ？」

『へ？』

お兄ちゃんや大ちゃんとほんとに仲良いんだ！

流星「部活、ですか？」

『まぁ、色々あってね。部長やれって言われてやる事にしたけど、ほんとは部活辞めたいねん。』

流星「辞めたいなら辞めても良いと思いますよ。無理して続けても心が持たない」

『楽しいからいいの笑そんな事で辞めるほど弱くないはずやし笑』

流星「陽キャは陽キャで大変ですもんね」

大変だよ、周りに合わせないとやっていけないし、ハブられたら終わり、

『中間くらいがちょうどいいよ』

流星「僕は陰キャでいいです。」

『せめて中間でしょ！』

流星「まぁ、無理しないでくださいね」

『大西君もね。そや、髪の毛セットしてみぃひん？』

暇すぎて笑

流星「出来るんですか？」

『一応アイロンあるし、ワックスもあるで！』

流星「……お願いします」

10分後

『ど、どう？』

ちょっと顔見えるようにしてみてんけど

流星「あの、下手、ですね」

『え?!頑張ったよ?!』

流星「これはないです」

『酷い、』

流星「いや、さすがに」

『お兄ちゃんの真似したのに！』

流星「大橋君って言われたら…」

『わかる?!』

流星「わかる気がします笑」

ガチャ

和也「ただいまー！」

大吾「流星ーー！」

『おかえり！』

流星「大橋君お邪魔してます」

大吾「流星？その髪どしたん？」

和也「俺そっくりやな笑」

『私がしてんけど』

大吾「似合ってへん！俺がしたる！」

和也「Aご飯！」

『はーい！』

和也「2人ともーご飯やで！」

大吾「出来たぁ！」

流星「んー、さっきよりはいい」

『酷いって(泣)』

和也「自分でした方がええんちゃう笑」

流星「そーする、」