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･
「神ちゃん」
目の前にいるのは、確かにしげで
『なんで...？俺、流星と待ち合わせしてるんやけど』
やめてや、せっかく自分の気持ちにケリをつけようとしてんのに揺らいでしまうやんか。
「神ちゃん、俺の話聞いてほしい」
そう言ってじっと俺を見るしげ。
目を合わせてしまったら、もう戻れない気がして
『ごめん、聞きたくない』
そう言ってその場を去ろうとした。
のに、
「待って、」
と掴まれた手を振り払う事なんか出来んくて
『なに、』
背を向けたまま話を聞こうとした。
すると、後から温もりを感じて
『っ、』
しげに抱きしめられてると気づいたのは
「好き」
と、耳元でしげの声が聞こえた時やった。
「神ちゃん、好き。
遅なってごめん。流星から全部聞いてん。
神ちゃんの事好きって気づいたんは最近やから
沢山辛い思いさせてもうたし、何よりあの日
神ちゃんの気持ち考えずに抱いてもうて、キスしてもうてごめん」
何に謝ってんねん。
もう、アホ。
『アホ』
そう言ってそっとしげの腕を外して、しげと向かい合う。
案の定、しげのアホな顔が見えて笑えた。
『ホンマに嫌やったら、蹴ってでも逃げてるわ』
俺がそう言うと、せやんなぁと笑ってる。
ムカつくぐらいにヘラヘラしてるから1発蹴りを入れると
「いったぁぁ、神ちゃんひどいわぁ」
なんて泣き真似をするしげ。
ムカつくけど、やっぱりそんなしげが好きなわけで。
「なぁ、神ちゃん？まだ俺の事好きですか？」
と、急に真面目なトーンで見つめてくるから
好きがあふれてしまいそうになる。
『...好き...なんやない？』
これが、精一杯やから。
すると、「神ちゃんらしいや」
と笑ったしげが少し近づく。
「神ちゃん、俺と付き合ってください」
そんなの答えは決まってる。
『もちろん、こんな俺でよければ』
そう言って飛びつくと、
「もう、びっくりすんねん。ふふ」
と抱きとめてくれて、しげの逞しい身体にキュンとした。
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Marco(プロフ) - 初めまして！コメントありがとうございます！可愛いかみしげちゃんを残しつつ、リアルさと妄想を混ぜまくりました笑。そう言っていただけて嬉しいです！かみしげ応援隊としてこれからもよろしくお願いします！ (2018年1月7日 22時) (
レス) id: 96df9beb9c (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥#冬休みよ永遠なれ！(プロフ) - 初めまして！こんな可愛いかみしげちゃんをありがとう。凄く感動しました！やっぱかみしげは最高です！本当にありがとうございました！！ (2018年1月7日 2時) (レス) id: 2e43c9fc19 (このIDを非表示/違反報告)
Marco(プロフ) - さくらだ。さん» 初めまして！コメントありがとうございます！かみしげ推しの私の願望が詰まったものなのでそう言っていただけてとても嬉しいです(><)また遊びに来てやってくださいっ！笑 (2018年1月7日 0時) (レス) id: 96df9beb9c (このIDを非表示/違反報告)
さくらだ。(プロフ) - 初めまして！全部読ませていただきました！！めっちゃ感動して、涙が止まりません泣 これからも頑張ってください！！ (2018年1月5日 23時) (レス) id: 644285f346 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Marco | 作成日時：2017年12月23日 19時
