幼馴染み 17 ページ18
授業が終わって保健室に向かう
_ガラガラ
ドアを開けると
白衣を着てうたた寝してるミョンジュン先生
「あれ、A…あ〜サナでしょ?」
そう言って"そこに寝てる"とニコッと笑い
ベッドを指さす先生
『先生。生徒になんて言われてるか知ってます?』
「え、何怖いなぁ」
『ワンちゃん先生ですよ。ワンコみたいだからって』
「え〜嬉しいけど複雑だなぁ(笑)
あ、俺ちょっと今日出張だからさ、ココに鍵置いとくから閉めといてくれない?出る時」
『ほーい』
"よろしくん"と言って出て行った先生
ベッドの所に行って声をかける
「…A?」
『うん。大丈夫?』
「うん……あのさ」
『?』
「お前。嫌じゃねぇの?俺といるとお前、悪口言われんじゃん」
『…別に、もう慣れたし…それに…』
_サナの幼馴染みとして、サナを好きな女の子の1人として
『一緒にいるの、好きだもん。サナと一緒に遊んだり話したりするの。私幸せだから、嫌じゃないよ』
「っ…」
サナは少し目を大きく開けた後
小さく笑って
「さっきお前のこと『サナの幼馴染みまじ冴えねぇよな。あいつといて楽しいの?』って言われてさ…ついカッとなって…」
『…だから怒鳴ったの?』
「…実際俺、友達いなくてもAいれば充分楽しいし。
ヌナと遊ぶよりAとボーッとしてる方が好きだし…
俺、A馬鹿にされるの世界で1番腹立つんだよね」
そう真顔で言うサナ。
サラッと嬉しいことを言ってくれて涙が出そうだ
「…泣くなよな…めんどくせぇ 笑」
_キーンコーンカーンコーン…
『あ、2時限目始まっちゃった』
「いーよ。サボろ。MJヒョンの保健室だし」
『MJ?』
「ミョンジュンだから」
『あーね』
それから私達は2時限目が終わるまでベッドでボーッとしたり、たまに遊んだりして時間を潰した
教室に戻ればクラスメートが周りに来て
ごめんなさいと一斉に謝ってくる。
「次言ったら俺許さねぇから 笑」
なんだか前よりも
サナとの距離がサナの心が
近くなった気がする
264人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
川村の前歯(プロフ) - 更新まってます〜 (2021年3月19日 1時) (レス) id: fe03ad5dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハラ(プロフ) - 更新ずっとまってます! (2018年2月22日 3時) (レス) id: c1be507b93 (このIDを非表示/違反報告)
月 - とっても面白いです!ぜひ続きが読みたいです(笑) (2017年6月23日 10時) (レス) id: 6a40c393b0 (このIDを非表示/違反報告)
☆ : { まちゅワカメ .。(プロフ) - aikonさん» ありがとうございますー!!!頑張ってまいります!! (2017年1月20日 18時) (レス) id: e482badb3b (このIDを非表示/違反報告)
aikon(プロフ) - 受験頑張ってください!更新待ってますね!ふぁいてぃん(o^^o) (2017年1月19日 23時) (レス) id: 759a1bc08d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆ : { まちゅワカメ .。 | 作成日時:2016年4月14日 1時