幼馴染み 10 ページ11
『…ん…』
目を覚ませばいつもと違う景色
『ふぁぁ…そっか私サナのベッドで寝てたのか…』
時計を見ればお昼の3時
『…はぁ』
またサナのベッドに倒れ込む
今頃サナは何をしてるのだろう。
3時のおやつ食べてるのかな?
それとも緊張で話せてない?
.
.
『あーもう頭痛い』
気付けば私の頬には涙が伝ってて、寝てるから耳に入って来る。
『…コンビニ行こ…お腹空いたや』
私は髪を緩く結びジャージ姿だが気にせず
外に出た
『あつ…』
今日はとても暑くて無性にアイスが食べたくなった。
.
.
__ピロンピロン
コンビニに行き真っ先にアイスコーナーに向かう
『ん…どれがいいかな…』
アイスを色々物色してると
「あれ、Aちゃん?」
『え?』
後ろを振り向けばドンミンオッパがそこにはいた。
「アイス買いに来たの?」
『あーはい。ドンミンオッパは?』
「俺はジュース飲みたくて。Aちゃんがアイス食べるなら俺も何か買おうかな。」
そう言ってドンミンオッパもアイスを選び始める。
結局2人ともバニラとチョコのミックスのソフトクリームを手に取った。
「あ、俺が奢るよ」
『いや、悪いです』
「いーの。奢りたい気分だし^^」
サナだったら絶対に言ってくれないことをサラッと笑顔で言うドンミンオッパ
『…じゃあ…お言葉に甘えて…』
素直に奢ってもらうことに
「今日暑いね」
『ですね』
近くの公園のベンチに腰掛ける私達
「今日はあの子いないの?」
『サナ?』
「そうそう。その子。」
『今日はあの人デートなんです』
「彼女いるの?」
『いや…片想い中というか…』
「あー…今日告白しちゃう感じ?」
『まぁ…そんな感じ 笑』
「そっかそっか…Aちゃんみたいな素敵な子が近くにいるっていうのに」
『いや、そんな事ないです。今ドンミンオッパの隣にこんなジャージ姿でいるのも気が引ける…』
「ジャージ姿でも可愛いよ」
『なんか、ドンミンオッパといると気が狂う』
「なんで」
『ストレート過ぎるんですよ。照れます』
ハハッと笑うドンミンオッパ。
とても綺麗な横顔で、本当に私みたいな人が
隣に座ってて良いのだろうかと不安になってきた
「本当の事を言ってるだけだよ 笑」
『ドンミンオッパがモテる理由が分かった気がします』
そう言うとまた笑うドンミンオッパ。
.
.
「今日は話せて良かった」
『こちらこそ』
「じゃあまたね!」
『はい!』
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川村の前歯(プロフ) - 更新まってます〜 (2021年3月19日 1時) (レス) id: fe03ad5dcf (このIDを非表示/違反報告)
ハラ(プロフ) - 更新ずっとまってます! (2018年2月22日 3時) (レス) id: c1be507b93 (このIDを非表示/違反報告)
月 - とっても面白いです!ぜひ続きが読みたいです(笑) (2017年6月23日 10時) (レス) id: 6a40c393b0 (このIDを非表示/違反報告)
☆ : { まちゅワカメ .。(プロフ) - aikonさん» ありがとうございますー!!!頑張ってまいります!! (2017年1月20日 18時) (レス) id: e482badb3b (このIDを非表示/違反報告)
aikon(プロフ) - 受験頑張ってください!更新待ってますね!ふぁいてぃん(o^^o) (2017年1月19日 23時) (レス) id: 759a1bc08d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆ : { まちゅワカメ .。 | 作成日時:2016年4月14日 1時