私立劉聖高等学校2 (ページ8)

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修学旅行ページ8

晃一side

そういえばもうすぐで修学旅行やなぁ。
今年は沖縄だし、うまいもん沢山食べれるやろなぁ。

拓「晃一、なにニヤニヤしてるわけ？」

「おう、拓ちゃん。別に何でもないわ。それより祐基どうだったん？」

拓「普通の風邪だった。今日から一応祐基達の部屋で寝ようかなと思う。」

「そうか。良かったわ。」

拓「で、何考えてたわけ？」

「もうすぐで修学旅行やなぁと思って。」

拓「あぁ、来月か。今年は沖縄だったっけ？」

「せやで。祐基も行けるとええな。」

拓「そうだね。高校1番の思い出作りしないと。」

「やけに張り切っとるな。」

拓「まぁね、なんだかんだ言ってお前らといられるの来年度までだし。卒業したら皆別々の道に進むからな。来年度は大きな行事も無いし。」

「…泣けるわぁ」

拓「…俺、部屋戻る。」

「何でや！」

拓「晃一の涙見たくないし。」

「拓ちゃん、ツンやなぁ。愛情感じるわぁ～」

拓「…」

「引くなって。冗談やんかぁ～」

拓「…笑。」

「その笑いは何や？まぁええか。そういえば、今日の夕飯はパスタやで！！」

拓「もう夕飯の事考えてるのかよ。流石だな。」

「せやろ？」

拓「別に褒めてないわ。」

「そうかぁ～」

拓「じゃあ、俺祐基の様子見てくるわ。」

「ついでに祐基は今日リビングで食べるか部屋で食べるか聞いといてな。」

拓「分かった。」