おとしもの。 【青】

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K side







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藤井「なあ、ほんま花宮さん可愛いな」






小瀧「昨日からデレッデレやな流星」






藤井「やっていつも絡む女子より俺に媚びないし可愛いし、完璧やんか
あとはあの冷たさやな〜完全に溶ければええけど」






小瀧「俺昔告白されてん」






藤井「...はぁ！？」






小瀧「言い忘れてたわ(笑)

やけど、そん時は友達感覚で一緒におったから断った」






藤井「お前ほんまもったいないことしたな」






小瀧「あん時OKしてたら今頃カレカノやったのに」






藤井「これは完全に俺のチャンスやろ」






小瀧「ん〜、負けられへんけど負ける気がする」






藤井「こういうスリル、ありやな」






小瀧「せやな」







藤井「で、俺って嫌われてるん？」







小瀧「せやで」






藤井「好きになるようなことしなあかんってことやんか むっず」







小瀧「でも今日さ、流星が手際よく料理してるのAずーっと見てたで」







藤井「せやねん それで、お？これ行けるんちゃう？って思ったけど食べ始めたらいつも通りやし」







小瀧「ライバルやけどアドバイスやる。
Aは流星の性格すべてがチャラくて女好きのたらしやと思ってるからその印象を砕いたらいけると思う」








藤井「例えば？」






小瀧「それは自分で考えや
これ以上アドバイスあげたら負け確やもん」







藤井「ギャップか〜」







小瀧「よしっ片付けて、帰るか」






藤井「おう」









俺が今更告白したところであいつはきっと断る。
なんで今更言うん？なんであん時ってなると思う

流星は競走やと思ってるけど俺はもう諦めてる
やから流星には頑張って欲しい。
Aに流星を好きになって欲しい。

やから間にいる俺が頑張らなあかん
...つらいけど、自業自得やから









なんとしてでも二人をくっつけるのが俺の仕事なんや

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