おとしもの。 【青】

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「...だっる。」








ウキウキしていた高校生活も1ヶ月を過ぎると流石に飽きてくる








小瀧「お前最近それしか言うてないんちゃう」








「やってだるいもん」







小瀧「その割には毎日来てるよな」








「成績落としたら大学決める時色々不便やし」







小瀧「授業中寝てるやつが何言うてんねん」








「それは別。眠くなる授業をする先生が悪い」









小瀧「なんやそれ」








これがいつもの会話。
こんな会話をしながら学校へ行く









小瀧「せや、今日帰り流星もおるから」








「誰それ？」







小瀧「お前知らんの！？
女子からめっちゃ人気やねんで？」







「うちそういうの興味ないから」







小瀧「お前ってほんま男勝りやな。身長はチビの癖して生意気やわ」







「はあ？望がデカすぎるだけやし？」







小瀧「...うっす」







「そのドヤ顔ムカつく」








小瀧「うーっす！」







「うっざ。もう知らん！これからは一緒に行かへん！」








小瀧「あー！それはなし！な？1人はあかん！痴漢されたら責任取れるん？」







「そんなデカブツに誰が痴漢すんねん」







小瀧「お前それ全国の背高い男子敵に回したで」








「まあええんちゃう」







小瀧「なんやそれ」








「でた、望の口癖なんやそれ」







小瀧「うっさ
ほら、着くで。じゃ、帰りな」









「ん、あとでね」









これが私の日常で これが私の初恋相手。

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