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「そろそろ起こしますか?」
神山「もう起こしてんで」
「あ、そうですか」
神山「そろそろ治療の時間やから、薬と点滴お願いしてええ?」
「わかりました〜」
流星くんは病気じゃないから、二人分か。
点滴と袋を持って病室へ向かう。
神山「のぞむ〜だいき〜時間やで〜」
のぞむ「や...!ヒックヒック」
だいき「チックんいつおわる?」
神山「だいぶ長いかなー。でも頑張ってな。よし、望行こか」
のぞむ「や"ぁぁぁぁぁぁ!」
りゅうせい「ん〜」
神山「ごめん、腕抑えてくれん?」
「...わかりました」
腕を抑えるとじたばたともがくのぞむくん。
刺さった瞬間に泣き叫んで隣のだいきくんはだいぶ怖がってるみたい。
それにしても、神山先生手際良くてかっこいいなぁ....
.....そんなの考える場合じゃない。次はだいきくんだよね。余計なことは考えないようにしなきゃ
神山「だいき行くで。大丈夫、だいきつよいんやろ?」
だいき「....だいき....つよいもん....グスッ」
神山「やんな?やったら大丈夫。だいきはスーパーヒーローやから。」
りゅうせい「なんでないてるん?いたいいたい?はずす」
「あー!ダメ!りゅうせいくんだめだよ」
りゅうせい「でもいたいいたいやっていたいのはあかんよ?」
神山「Aちゃんりゅうせいお願い。だいきは大丈夫やから」
「分かりました。
のぞむくんのこれ、ばい菌を倒してくれるお薬なんだよ。いたいいたいはね、お薬がばい菌やっつけてくれてるってことなの」
りゅうせい「そうなんやぁ
なあなあ、ともひろせんせいすきぃ?」
「なっ...!
せ、先生として好きかなぁ...?」
りゅうせい「すきなんやぁ」
「しー!声大きい!」
りゅうせい「ともひろせんせいのどこがすきなん?」
「だからそういうのじゃ...」
神山「あ、あのさ、恋バナ恥ずかしいんやけど?」
「あ、いや!そういうのじゃなくて、尊敬するっていうか、とにかく、尊敬してます...!」
...無理。絶対勘違いされた。
でも好き....なのかな、
でもこの感情って、好きに近いよね
りゅうせいくん察したの?
子供って怖いなぁ...笑
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作者名:カルパン2 | 作成日時:2017年10月12日 18時