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あれから数分後
神山先生は息を切らしながら部屋のドアを開けた
神山「大毅は...!」
「鎮痛剤で抑えてますが、左のほうの肺が...ってあれ?こっち右じゃ...」
パニックになっていて左右がごちゃごちゃになっていただけ...
神山「それは...右やな
とにかくはよ手術室にいって、やらな」
中間「俺も行く
流星くんは、大丈夫やな」
まつげを濡らしながら掛け布団を抱いて寝ている流星くん
望くんはずっと寝てる
神山「俺さっきまで寝てたわ」
中間「久々の当直なしやったもんな
まあ、あんま意味はなかったけど」
神山「ほんまやで!
でも、助けるのが俺の仕事やし大毅おれのこと大好きやから生きてもらわなあかんねん
ちゃんと生きてや。今から助けるからな」
...素敵
こんなに優しい方、あんまいないよ
この気持ちを伝えられたらどれだけ楽か
この気持ちを...
伝えたならば、神山先生はどう答えますか...?
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作者名:カルパン2 | 作成日時:2017年10月12日 18時